世界で感染拡大が止まらない新型コロナウイルスだが、1月の下旬ころはまだ日本にも多くの中国人観光客が訪れていた。中国メディアの百度は13日、新型コロナウイルスが問題となる前に休みを利用してツアー旅行で日本に来たという中国人の感想を紹介する記事を掲載した。

 この中国人旅行客は、日本で見聞きしたことやガイドから聞いた話を通して、学ぶことが多くあったそうだ。ガイドは日本を「先進的な資本主義国」と紹介したそうだが、その通りだと実感したという。例えば、高速道路のサービスエリアでごみ箱を見た際には、触ってみたところほこりが手に付かなかったと日本がいかにきれいかを紹介。6日間の旅行中、全くクラクションを聞かず、一度も交通事故を見かけることがなく、渋滞もしなかったと交通マナーの高さも感じたという。

 さらに、高齢者が生き生きと元気に働いていることにも衝撃を受けたようだ。バスで移動する団体旅行だったが、運転手は69歳という中国なら退職している年齢にも関わらず、身なりはきちんとしていてオールバックにスーツにネクタイという恰好で、さっそうとしていることに驚いた様子だ。中国では、運転手がきちんとした格好をしていることはないので意外だったのだろう。働き者で、常に車を磨いていて、客よりも早く起きて遅く寝て、昼間移動中も客が寝ている間に運転しているので、日本の高齢者はそれほど健康体なのだと実感したと伝えている。そのうえ、運転の合間には何かを学んでいたそうで、働き者なだけでなく、いくつになっても学び続けるその姿勢にも敬服したそうだ。

 他にも学ぶことは多くあり、日本人の健康的な食生活や、自分の身に万が一のことが起こった時のために「救急医療情報キット」を冷蔵庫に保管しておく習慣、大切に育てながらも自主性を重んじ、感謝の心を学ばせる教育などを聞くに及んで、日本は「将来性のある国」と感じたと称賛。中国人にとっては、日本はこれまで恨みの対象になってきたが「侵略してきた国の面影はなかった」と振り返っており、意外に感じたようだ。

 現在のところ、世界中で海外旅行ができる状態ではなくなっているが、早く新型コロナウイルスの問題が収束し、日本にも再び多くの外国人旅行客の姿が戻り、記事の中国人筆者のようにありのままの日本を知ってほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本を訪れて感じた驚きと敬服・・・「そこには侵略してきた国の面影はなかった」=中国

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