バレンシアMFイ・ガンインがDFセルヒオ・ラモスへのファールで一発退場【写真:Getty Images】

バレンシアMFイ・ガンイン、レアルDFラモスを背後から蹴り倒し一発退場

 バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは現地時間18日、リーガ・エスパニョーラ第29節のレアル・マドリード戦に途中出場するも、試合終了間際にスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを背後から蹴り倒し、一発退場となった。韓国メディアも母国の至宝が見せた蛮行に「13分で退場のイ・ガンイン、マナーまで酷評」と報じている。

 19歳のイ・ガンインは、次世代のアジアサッカーを背負うスター候補の1人として期待を寄せられている存在だ。2011年からバレンシアの下部組織に在籍し、18年にトップチームでデビューを果たした。レアルに昨夏加入し、今季マジョルカに期限付き移籍している日本代表MF久保建英と比較される立場にもある。

 レアル戦には後半31分から途中投入されたイ・ガンインだが、0-3で迎えた同44分、 ハーフウェーライン付近でパスを受けたラモスに対して後方からタックルするも、体を入れられたためびくともせず、ボールをキープされてしまう。なんとかボール奪取を試みようとするイ・ガンインは、右足、左足で交互に蹴りを入れると、再び左足でキックし、ラモスの足を払う。転倒したレアル主将が怒りを露わにして詰め寄り、主審は迷わずレッドカードを提示した。 

 イ・ガンインの蛮行は海外メディアでも物議を醸しているが、母国からも厳しい視線を送られている。韓国メディア「Oh My News」は「13分で退場のイ・ガンイン、マナーまで酷評」と見出しを打ち、「プロ選手として、いかなる理由も言い訳にできない最悪のプレーだった」と指摘している。

「欧州サッカーの中でも、スペインとイタリアはとりわけ巧妙に相手を騙して挑発するリーグで有名だ。この日は被害者になったラモスも、その点で悪名高い。しかし、そんな選手たちも、少なくとも審判の目を避けて賢くファウルしていることが多い。イ・ガンインのように、相手選手を遠慮なく蹴る非マナーで感情的な行為に出ると、欧州でも批判と懲罰の対象にならざるをえない」

 次代の韓国代表エースとして期待を寄せられているイ・ガンインだが、「ただでさえ大差で負けている状況で、チームはもちろん、本人にとってもなんの役にも立たない愚かな行動にすぎなかった」と指摘し、「プロとして未熟な振る舞いと向き合わなければいけない」と、最後まで辛辣な言葉を記していた。出場機会が減っているイ・ガンインにとって、ここからが正念場となるかもしれない。


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