新型コロナウイルスの影響で開幕延期が続いていたNPBも、6月19日についにシーズンがスタートした。その動向には海を越えたアメリカのメディアも注目している。米TV局「CBSスポーツ」では「日本で注目すべき10選手。その中には将来MLBのエースになる可能性を持つ選手もいる」との見出しで特集。その中にはNPBを代表する野手5人も選出され、広島・鈴木誠也、西武の森友哉と山川穂高、巨人・坂本勇人、ヤクルト・山田哲人らの名前が挙がっている。

米国はこう見ている

ヤクルト・山田哲人(左)と広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

鈴木誠也、坂本勇人、山田哲人らNPBトップクラスの野手を分析

 新型コロナウイルスの影響で開幕延期が続いていたNPBも、6月19日についにシーズンがスタートした。その動向には海を越えたアメリカのメディアも注目している。米TV局「CBSスポーツ」では「日本で注目すべき10選手。その中には将来MLBのエースになる可能性を持つ選手もいる」との見出しで特集。その中にはNPBを代表する野手5人も選出され、広島・鈴木誠也、西武の森友哉と山川穂高、巨人・坂本勇人、ヤクルト・山田哲人らの名前が挙がっている。

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 記事では鈴木の“選球眼の良さ”や、過去4年間で毎年25本塁打以上を記録している“長打力”に触れ、「25歳のスズキは多才である」と紹介。守備についても「彼は強肩であり、その様子を見るとかつて投手だったことが思い出される。彼は2017年以降で24個の補殺を記録している」として、昨年MLBの右翼手で補殺数トップのブライス・ハーパーが2017年以降に記録した補殺数が22個であることを引き合いに「右翼の守備は平均以上である」と高く評価した。一方、「弱点」には走塁面を挙げ、盗塁成功率が過去4年間で63%(99回試盗)であると指摘した。

 2年連続本塁打王の山川については、三振率の高さが球界ワーストクラスであり、走塁や守備も「平均を遥かに下回る」と低評価。それでも「今回ヤマカワをこのリストに加えた理由は、彼の長打が桁違いに素晴らしいからだ。それがダイヤモンド上で彼が見せる唯一の才能だとしても、それが彼の得意とするものだ」として、短所を補って余りあるほどの長打力に注目。「(打撃以外の)二次的な価値も重要だが、時には“一発”を放つことができる選手を見ることは楽しいことだ」とするなど、「打者・山川」の魅力を紹介した。

 同チームで昨年のパ・リーグMVPに輝いた森についても、捕手としてNPB史上4人目となる首位打者を獲得しただけでなく、守備でもチームを支えリーグ優勝に貢献するなど、攻守両面でチームを牽引したことを紹介。「同等の小柄さで首位打者を獲得したMLBの捕手は、ヨギ・ベラ以来現れていない」として、体格面でのハンデをものともせずフィールドで暴れまわる姿を称えている。

 一方、昨年セ・リーグMVPの坂本については、2008年から巨人の遊撃手のレギュラーであることや、あらゆる国際大会に出場していることに言及。「サカモトは既にとてつもないキャリアを築いている」としつつも「残念なことに、アメリカのファンがサカモトとは何者かを理解しているのかは、違う理由によるのかもしれない。彼は最近新型コロナウイルスに感染した」と開幕前にPCR検査で陽性反応が出たことに触れている。

「サカモトはメジャーに挑戦する可能性は低いが、ヤマダは挑戦するかもしれない」と名前が挙がった山田については、オフにヤクルトと単年契約したことに注目している。「(ポスティングでメジャー挑戦となった場合)彼の獲得を狙う球団がいると、確信できるだろう」とその実績を高く評価。30本塁打&30盗塁の偉業に触れ「ポジティブな理由で、ヤマダは日本のトラウトと呼ばれている。昨年を含め、彼は驚くべき成績を過去に収めている」と伝えている。

(Full-Count編集部)


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