「理解力がないね」

上司に言われたら、その場で泣き崩れて帰宅したくなる単語すぎて震えます。

さすがに言われたことはない……と思いましたが、昔電話対応した外国人から「You miss the point」と言われて「ハァ!?」ってなったことを今思い出しました。言われていた。

■「理解力がない」と思われてしまう人ってどんな人?

そんな言われたら凹むこと「理解力がない」ですが、いったいどんな状況や行動によって、「わかっていない」と評されてしまうのでしょうか。

◇理解力がないとはどういうこと?

理解力とは「物事の成立ちや状況を適切に判断する能力」です。

見て聞いて「理解する」とは、ただそれらを読める・聞けるとは別に、次に何が必要なのか、どんな状況なのかを類推・推定する力と組み合わさっているといえます。

つまり「理解力がない」とは、相手が伝えたいこと、伝えた先にして欲しいことなどがわからない、意味を正しく理解できない状況や人を指します。

◇理解力がないと思われがちな人の特徴

☆1.視野が狭い

例えば、「Aをやって」と言われた時に、本当に「Aだけをやる」人は理解力がないと思われる可能性があります。

もちろん伝える側の問題もありますが、「Aをやる」ということの意味や周辺の関係性まで理解できるかは大きなポイントです。

理解力がある人は、「A」という単一の事柄ではなく、そこから派生するであろう周辺の事柄についても考え、確認します

☆2.理解の度合いが低い

1と関連しますが、理解力がない人は、理解が表層的で浅く「え、わかってないじゃん!」と言われてしまうことがあります。

そもそもの知識不足の可能性もありますが、言葉の表層だけで判断する傾向があるのです。

逆に理解力がある人は、捉えるレベル感が適切で、言葉のラリーが少なくとも伝えたいことを受け取ることができます。

☆3.わからない部分を確認せず、自分で判断する

相手から伝えられたことがわからないかった時に、自己流の判断をした結果、求められていたものと違うものができあがるパターンです。

1と2で共通することですが、「その場で聞き返せない」「理解度の確認ができない」なども「理解力がない」という判断を加速させてしまいます。

☆4.知識が断片的で体系だっていない

「理解力」の基礎となる知識がそもそも不足しており、表層理解に留まる可能性もあります。この場合は「勉強しろ」ということになりますが、何をどう深めるべきかは上長などと相談するといいでしょう。

理解力があると言われる人は、コミュニケーション能力だけでなく、そもそもの知識量が多く、自分の脳内のデータベースと照会して「こういうことですか?」という確認ができます。

☆5.同じ失敗を繰り返す

物覚えが悪く、同じ失敗を繰り返す場合も、「理解力がないな」と思われます。

失敗は誰にでもありますが、同様のミスを何度も繰り返すのは、そもそも発生した原因がわかっておらず、かつ再発防止の対策も打ててないということになります。

理解力がある人は、原因の特定が正確なため、再発を抑止する力も高いです。

■「理解力がない」「物覚えが悪い」と思われた時の対処法

では、もしも「理解力がない」という烙印を押されてしまったら、どう対処・挽回していけばいいのでしょうか?

◇1.メモを取り、見返す習慣をつける

理解力と記憶力が高い人でも忘れるのに、「理解力がない」と言われる人ほどメモを取らない傾向にあります。

なので、きちんと記録しましょう。理解力が低いとメモの精度自体が悪い可能性もあるため、録音しておくのも手です。

◇2.写経する

そもそも理解力がない人や要約が悪い人は、写経をオススメします。本当にお経を書き写すのではなく、天声人語などの300字前後の「起承転結」がまとまっている文章を書写しましょう。

文章の構造と、何を伝えるべきなのかの理解が深まります。

◇3.論理的・構造的に理解、整理する訓練をする

理解力が低い人は、点と点をつなげて面とすることが苦手な傾向にあります。

業務周辺の知識量を増やすことはもちろんですが、論理的・構造的に理解、整理する能力を高めることも必要です。ロジカルシンキングについての本は大量に出ているので、それらを読んでみることから始めてみましょう。

「理解力がない」と思われないためにできること

理解力がないと判断されないためには、振る舞いも大切。「理解力がある」ように見せる方法も紹介します。

◇1.要所要所で確認すること

わからないことをわからないままにせず、詰まったら確認するなどこまめに意思確認をしましょう。

「聞きにくい」という心理的ハードルで自分の手元に仕事をためてしまう人は、最初に「わからない場合は相談させてください」と依頼をしてしまうことをオススメします。

◇2.期限を確認し、スケジュールを握る

いつまでに実施すべきなのかも重要な観点です。頼まれたタスクの期限を守らないと、事のボリュームと優先度を正しく理解できないと判断され、重要タスクを依頼されないなんてことも。

いつまでにどの程度を実施するのか、レビューポイントは何度置くかなど作業前に確認しておきましょう。

◇3.確認事項をエビデンスで残す

打合せや口頭での依頼内容は、念のための確認の意味も込めて、メールなどで送付する癖をつけましょう。

理解が間違っていれば修正をいれてもらえますし、「理解度合い」を確認できるので、のちのちのためにも役立ちます。

理解力がある・ないは見せ方の問題かも!

圧倒的知識不足、コミュニケーション能力の欠如などの致命的な原因がない場合は、ある程度振る舞いによる部分もあります。

言われたことを復唱して確認する、要点をまとめてメールで送付するなど、ちょっとのことで「理解力のある人だ」と見てもらえる可能性は高いです。

上記を意識しながら仕事を進めて、より良い評価をもらいましょう。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

理解力が高い人が絶対しないこと

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