ワインが日本でも一般的なお酒として親しまれるようになってきた今、仕事の会食やデートといったシーンでちょっとした用語や行動を知っているだけで、ワイン上級者に見える!とっておきのポイントをご紹介!

◆誰かへの贈り物、友達とのホームパーティでもどのワインを選んだらいいかわからない!レストランでも手土産にも使える!店員に聞くべき3つの質問とは!?

予算・種類・シチュエーションを伝えて相談!

ワインはとにかく種類がたくさんあり、勉強していないとワインリストやラベルを見ても味のイメージがわきづらく、値段や産地を言われても決め手になりません。そういうときはまず、店員さんに相談してみましょう。ただ「おすすめのワインを教えて下さい」と伝えても、ワインに正解はないので店員さんも困ってしまう。ワインのおすすめをきく際には、3つのポイントを押さえましょう。

①予算

まずは予算!3千円~5千円、2千円代~5千円以内などざっくりで構いません。見栄をはる必要ナシ!

②ワインの種類

決まっていれば赤ワイン/白ワイン/ロゼ/スパークリングのどのタイプを探しているかを伝えましょう。

③シチュエーション

いつ、誰と、どこで、どんな場面でワインを楽しむかも重要な情報。レストランでの食事とのペアリングを聞くのもあり。贈答用であればラベルのデザインやワインの小ネタなどを教えてもらえる可能性大!

◆抜栓後にテイスティングを求められときどうしたらいいの!?

レストランでのテイスティング=味のではなく、劣化してないか状態のチェック!

本格的なレストランでワインをボトルで注文するとソムリエからワインのテイスティング(試飲)を求められることがあるが、なれないと緊張しますし、なんとなく返事を返している人も多いのでは?

このテイスティングは「ホスト・テイスティング」と呼ばれ、テーブルのホスト(デートであれば男性)が行う。好みのチェックではないのでご安心ください!大げさにやるのではなくさらっとこなすのがポイント!

★テイスティングの4ステップ

①コルクを確認!

ワインがコルクの上部まで染み出ていないか、をチェック注文したワインで間違いないか。(コルクがちゃんとしまっていない場合、酸化の可能性あり)

②色を確認!

濁りや浮遊物がないかを確認。フィルターをかけていないワインもあります。その場合は濁っていても欠陥ではありません。

③香りを確認!

カビ臭などの不快な香りがしないかを確認。

まずはそのままの状態で、その後グラスを回してから嗅いでみましょう。

④味を確認!

不快な味がしないかを確認。問題がなければ「大丈夫です」と伝える。自信がない時は素直にソムリエさんに相談しましょう!

◆ボキャ貧脱出、美味しいワインを表現するこのワードだけ覚えれば、どこでも一目置かれること間違いなし!

言ってませんか?ネガティブ表現!ワインはポジティブに表現するのが鍵!

せっかくワインを飲むなら「美味しい」だけでなく、気の利いた一言を添えたいもの。ポジティブな表現を知っているだけであなたもきっとワイン上級者に見える!?そんなポイントとなるフレーズを押さえましょう。

ネガティブ表現をポジティブ表現へ!

×酸っぱい渋い  ⇒   〇酸が豊か/キリっとした/さわやか

×色が薄い    ⇒   〇しっかりとしたタンニン/リッチな/骨格のある

×クセが強い   ⇒   〇淡い/明るい

×ぐびぐび飲める ⇒   〇飲み疲れしない、スムースな

×濃すぎる    ⇒   〇お料理と合わせたい

◆【ワイン豆知識】赤・白ワインの香り定番表現

白ワインは白系のフルーツや花の香り

-青りんご&レモン…ほとんどの品種の白ワインから感じられる

-白い花…ちょっと華やかな香りがしたら使える

赤ワインは赤系または黒系果実や花の香り

-ラズベリー&イチゴ…淡い色の赤ワインからよく感じられる

-ブラックベリー&ブラックチェリー…色の濃いワインなど

-ヴァニラ&クローブ…

オーク樽を使用しているワインなど

何かわからないけど果物以外の香りがする場合

「スパイスやハーブ」と言っておけば大丈夫。

シナモン/クローブ/黒コショウ/アニス/タイム/オレガノなど

◆高級ワインってコンビニワインと何がそんなに違うの?

「コンビニのハンバーグ」と「ミシュラン3つ星シェフが造るブランド牛のハンバーグ」の違い

同じ「ハンバーグ」でもコンビニエンスストア、ファミリーレストラン、町の洋食屋さん、高級レストランで値段や質が変わりますよね?まず生産の過程、流通、販売、マーケティングにかかる生産効率コストによってワインそのものの値段が変わってくる。また、ブランドの人気によって付加価値も変わる。

例えば、「ミシュラン3つ星シェフ△△が造る〇〇牛のハンバーグ」であれば、ハンバーグ自体のコストに有名シェフやブランド牛という付加価値をつけることができる。ワインであれば有名なワインメーカーや銘醸地ですね。各地域を代表する一流ワインには、数百万円もする驚きの高級ワインもある。

たとえば、ロマネ・コンティはグラス1杯1000万円の値がついたものや、ドンベリは3度目の見頃を迎えると値段が10倍跳ね上がると言われている。※参照渡辺順子著『高いワイン』

◆無意識にやってない? 国際資格を持つワイン講師直伝!

ついついやってしまうマナー違反や知っていると安心できるワインのコト

-乾杯の際グラス当てない

実際は…場の雰囲気によってはOK。アメリカではガンガン当てることも。

日本でのフォーマルな場ではやらないほうが無難。心配だったら周りに合わせましょう。

-ワインを注いでもらう際グラスはテーブルにおいたままで

社会人の条件反射でグラスを手にもって斜めに…とならないように。

-生ビールのごとく飲み干さない

見た目、香り、味わい、余韻、そして会話を楽しむのがワインです。時間によって変化する香りや味わいもあるのでじっくり楽しんで。

-ワインを注ぐ際はボトルをグラスの口に接触させない

ワイングラスは割れやすいので注意を払うのがエチケット!

-ワインをグラスに注ぎすぎない

ついついサービスしたくなってしまいますが、グラスの一番太いところより少し下まで注ぐのがポイント。香りがグラスのなかで広がるように意識しましょう。

-ワイングラスは柄を持ってもボウル(カップ部分)を持ってもOK

ボウルを持つと手の熱が伝わるので、冷たいうちに飲みたいワインは柄を持ち、少し温度を上げたい場合やしっかりともちたい場合はボウルを持つことをおすすめ。

-グラスをくるくる回すのはカッコつけてるわけじゃない!

香りの成分を発散させるために行うもの。安心してくるくるしてください!

また、ワインの香りを嗅ぐときはくんくんと長く嗅がず、スッと一瞬で嗅ぐとかっこいいでしょう。

◆アメリカやオーストラリアの最高峰ワインをご紹介!

ナパ・ヴァレー最古のワイナリー『Beringer(ベリンジャー)』

カリフォルニアで継続して生産しているナパ・ヴァレー最古のワイナリーとして知られているのが「Beringer」。多くのワイナリーが閉鎖に追い込まれた禁酒法時代にも、礼拝用ワインの生産という特別な許可を得て醸造を続け、140年という最も歴史あるワイナリーとして君臨している。ワイン・オブ・ザ・イヤーでは世界で初めて赤・白両方での受賞を果たすなど、歴史と確かな技術が特徴的なワインメーカー。

オーストラリア最高峰『Penfolds(ペンフォールズ)』

オーストラリアではシラーズ品種を使用したワインが主力だが、その中でも最高峰と言われているのはペンフォールズ「グランジ」。イギリスから移住してきた医者が医療目的としてワイン造りを始めたのをきっかけに1844年に設立。2019年には世界で最も称賛されるワインブランドを受賞。175年に渡り受け継がれる、独自のワインスタイルは、世界中のワインコレクターを魅了し続けているひとつの理由。

【上級編:ワインの豆知識】

ペンフォールズシリーズの中でも「グランジ」に次ぐ「BIN389」は、グランジを作る際に使われた樽で熟成され、グランジのスタイルを引き継いでいる事から、通称「ベイビーグランジ」と呼ばれている。

伝説の醸造家、マックス・シューバート氏が手掛ける果実味とオークの絶妙なバランスを保つ卓越した技術が表れ、ヴィンテージの枠を超えた、見事なボディと凝縮感が特徴。

樽のニュアンスが溶け込んだタンニンが長く感じられ、ワイン愛好家の間でペンフォールズの名声を確固たるものにしたワインであり、マルチブレンドの技が最大限発揮された自信作である。

今回のアドバイザリーはこの人!国際資格を持つ、

トレジャリー・ワイン・エステーツワイン講師:橋本沙緒里

米国カリフォルニア州ナパ・ヴァレーで、ブドウ栽培とワイン醸造、ワインマーケティングなどワインビジネス全般について幅広く学び、同じくナパのワイナリーで勤務。

ワインビジネスへの深い造詣はもちろんながら、生産者の目線も持ち合わせていることから数多くのテイスティングやオークションイベントに数多く出席、運営にも携わる。現在はトレジャリー・ワイン・エステーツにて、セールス兼ワイン講師として数多くのテイスティングセミナーで活躍中。

問い合わせ先

トレジャリー・ワイン・エステーツ

03-5777-0596


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