国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。
●日本株は大幅反落、円高傾向で輸出安い-金融など幅広く売られる
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
東京株式相場は大幅に反落。為替相場の円高傾向を背景に電機や自動車など輸出、また銀行など金融株、サービスや小売りなど内需関連が幅広く売られた。国内企業の決算発表シーズンを控え様子見も広がった。
|
りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト
- 日本株は短期的に過熱感があるなか、米国の経済対策を好感し日本株にも波及効果はあるがそれだけでは材料不足
- 短期的なローテーションで大型株が調整、中型はしっかりしており、資金が逃げているわけではなく上昇トレンドに変わりはない
- 今晩公表予定の国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは上方修正される見通しで景況感追認-金融政策が動かない中でワクチン接種の進展と米追加経済対策が決まりこの3カ月の変化は大きい
- 米国7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表による利益確定の売りなどへの警戒はある
●超長期債中心に上昇、30年入札結果順調で買い-利回り曲線フラット化
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
債券相場は超長期債を中心に上昇。この日行われた30年債入札結果が順調だったことを受けて買い安心感が広がった。年限の長い債券が買い進まれ、利回り曲線はフラット(平たん)化した。
|
|
岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
- 30年債入札は順調な結果に終わり、0.7%近辺で投資家需要があることが確認できた
- 先週の10年債入札に続き30年債入札も順調に終わり、下値不安がほとんどなくなってきたことで先物もじりじりと買われた
30年債入札
- 最低落札価格は100円20銭とブルームバーグがまとめた市場予想100円15銭を上回った
- 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.11倍と前回の2.77倍から上昇
- 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は8銭、前回22銭
●ドル・円は110円前半、米債投資のドル買いと輸出企業のドル売り交錯
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台前半で一進一退。日本の投資家などによる期初の米債買いとみられるドル買いが先行したが、午後には国内輸出企業のドル売りも出て、上げ幅をほぼ解消する展開となった。
|
ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター
- きょうの午後には輸出企業など実需筋からのドル売りも出て、目先の方向感に乏しい展開に
- 米長期金利の低下はこれまでの上昇スピードが速かったので調整の動き。米ISM非製造業指数などをみても、基調が大きく変わる状況ではない
- イースター休暇明けの欧州市場が先週末と今週初めの材料をどう織り込んでくるか注目
クレジットソースリンク