【動画】福島原発事故から10年 小泉純一郎・菅直人元首相が会見(2021年3月1日)

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原発の問題は与党も野党もない

A:いえいえ、どうぞごゆっくり。

小泉:今日は原発の問題で、菅さんと一緒になりましたけれども。この原発の問題は与党も野党もないんですよ。全国民の関心事だし、これからの将来を考えて原発をなくしたほうがいいという立場も一緒だということで、与野党を超えて、右も左もないと。全国民の関心事ですから。お互い政党の枠を超えて、将来日本が原発ゼロで発展できるような、そういう国に邁進したいという気持ちでやってまいりました。

A:それだけ?

小泉:うん。

A:変わりましたね。菅さん、どうぞ。小泉さんのお時間もぜひ使っていただければ。

営農型太陽光発電だけで理論上、日本の全電力賄える

 先日、予算委員会で私この問題を取り上げまして、のちに話をさせていただきたいと思いますが、原発をゼロにするということに賛成の方は多いんですけれども、じゃあゼロにしたときに、本当にそれで電力が足りるかということを、まだ心配されている方がいます。そして、特に化石に燃料を使わないと足らないんではないかと思われている方も多いんですけれども、私が計算をしてみたところ再生可能エネルギー、特に営農型太陽光発電という、日本には400万ヘクトールの農地がありますけれども、その農地の上でお米や麦や野菜を作りながらですよ。作りながら、その上で、太陽光発電で電気を起こすと。私、計算してみてびっくりしました。

 計算式は簡単なので言いますと、1ヘクタールについて500キロワットのパネルを並べる。で、だいたい1年間で1000時間の太陽が照ります。そうすると500掛ける、つまり500キロワット掛ける1000。500キロワット掛ける1000掛ける400万ヘクタールですから、400万。それ、ちょっとやってみてください。そうすると2兆キロワットアワーということになります。

 今、日本が使っている電力は年間1兆キロワットアワーですから、この営農型太陽光発電だけでも、日本が今使っている電力の全てを賄うことが、理屈上は、理論上は可能だということが分かりまして。幸いにして、今、農林省が、逆に農業のほうで高齢化が進み、あるいは離農が進んでいる中で、農業も活性化し、そしてそれが再生可能エネルギーという形での電力の供給にもプラスになるということで、かなり積極的になっております。私はぜひ、この農林省に先日も予算委員会で提案したんですが、名前を少し変えてもらいたい。それは農林水産再エネ省というものにしてもらいたい。

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