ドイツ・スイス国境の一部の検問所は新型コロナウイルスの影響で業務を停止している

(Keystone / Georgios Kefalas)

ドイツ政府はスイスを含む近隣諸国からの入国制限を、5月15日まで延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月中旬から実施していた。

対象はスイス、オーストリア、フランス、ルクセンブルク、デンマーク。ドイツースペイン、イタリア間のフライトも含まれる。

スイス側は3月13日、感染が拡大していたイタリア国境の入国を制限。同月17日には、ドイツ、オーストリア、フランスとの陸路国境、同国間のフライトを制限した。同25日からはシェンゲン全域と第三国からの旅行者も原則入国拒否対象になった。

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現在スイスに入国できるのは、スイス国民、滞在許可証保持者、職業上の理由(スイス国内で就労しており、証明書を持っている人など)、医療・衛生部門の従事者、第三国への通過目的、または「緊急の理由」がある人のみ。

スイス連邦司法省は、5月11日から国境制限を段階的に緩和する。すでに届け出のあった外国人の就労申請の手続き再開、欧州連合(EU)・欧州自由貿易連合(EFTA)域内出身者の外国人家族の呼び寄せなどが可能になる。

ただ日本などシェンゲン域外からの入国制限が緩和されるのは当面先のことになりそうだ。

欧州委員会は日本を含む第三国からのEU、シェンゲン域内への入国を15日まで制限している。スイスはEU加盟国ではないが、シェンゲン協定に参加している。

隣国では徐々に緩和

ドイツは、規制の緩和を徐々に進めている。ただドイツ側の国境では、ドイツ人・永住者以外は正当な理由がない限り入国できない。EU市民がドイツを経由し母国に戻る、またトラックの運転手らは通過が可能。検問所の数も減らしている。

オーストリアは防護・監視措置を取りつつ段階的に緩和する。隣国との陸路国境は7日まで現行の制限を続ける。スイスなど隣国からオーストリアに入国する場合は、新型コロナウイルス検査で陰性だったことを示す医師の診断書が必要(入国日からさかのぼって4日以内のもの)。証明書がないと入国は拒否される。オーストリアとスイス間の旅客列車は運休しており、フライトも制限されている。

ただオーストリアのクルツ首相は国内メディアとのインタビュー他のサイトへで、国境制限の段階的緩和を検討中で、現在スイス連邦政府と協議していると語った。

フランスも国境に厳しい制限を課している。居住者、越境労働者、医療従事者、輸送業者は入国が認められているが、入国証明書が必要になる。フランス政府は11日から徐々に制限を解除する予定だ。緩和後は、スイス、英国を含むシェンゲン圏内からの入国者に対する隔離は行わない。

イタリアへの入国、国内移動は少なくとも5月18日まで厳しく制限される。緊急事態、労働・健康上の理由がある人のみ可能だ。

スイスへの旅行と滞在に関する問い合わせ先

連邦移民局他のサイトへ:スイス国境に関する詳しい情報、入国拒否になるケース、ビザ(査証)の発行状況などに関する情報はこちらへ。

連邦外務省他のサイトへ:渡航に関する政府の勧告についてはこちら(仏語、独語、伊語)

連邦内務省保健庁他のサイトへ:新型コロナウイルスの国内最新情報、政府の予防措置や推奨事項、よくある質問(FAQ)などはこちら。







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