傾斜地に点在する集落「天空の里」で田舎暮らしを体験

 四国、徳島県の西部 にし阿波「そらの郷」では、独自の「新型コロナウイルス対応ガイドライン」を策定し、どこよりも厳しいルールで民泊受け入れを実施しています。感染症に学び、今年度より民泊家庭戸別のHACCP衛生管理を導入いたしました。今だからこそ、そらの郷の家族となっていただき、ゆるぎない「豊かな暮らし」の中、生きた家業を共にすることで多くの気づきが得られるでしょう。「生きる知恵」の習得と「命を守る行動」をメインテーマに、コミュニケーション能力や自主性、自立心、創造力を向上させ、不確実な未来に対し、自発的に立ち向かえる若者を育成したいと考えます。

 その昔、徳島県の都市部に住む人々は、標高の高い当地のことを「そら」と呼びました。そらの郷の夜空には、民家ボタルが星空とひとつとなって力強く輝いています。

 そらの郷は、四国の中央に位置する「にし阿波~剣山・吉野川観光圏」(美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町)にあります。「大歩危・祖谷」や「吉野川」に代表される自然、歴史文化、伝説や伝承、さらに独特の食文化、伝統芸能に彩られた全国屈指の観光地域であると共に、素朴で温かみのある古き良き暮らしが今もなお息づいています。

 ■教育効果を進化させる 老舗「そらの郷山里物語」

 民泊25年の歴史、地域内約180軒、同時受け入れ人数約600人。そらの郷の教育民泊家庭は、その多くが山腹の急傾斜地に、張り付くように形成される集落に存在し、特有の文化的景観を形成しています。山畑にコエグロ、石積み、家屋などが、ひとつとなった独特の風景こそが桃源郷とも称される日本の原風景です。生徒たちは家族の一員として迎えられ、茶摘みやタマネギ、ジャガイモ、雑穀の収穫など、サスティナブルな自給的農業を協働します。収穫した旬の野菜や山菜を使って田舎料理を共同調理。そして家族だんらんの食事で心の交流。”日本一”の厳しさを豊かさに変える暮らしを学びます。そらの郷は「地方創生の成功事例」と言われ、2016年、農林水産大臣より「食と農の景勝地」の認定。18年、国連食糧農業機関(FAO)より、「世界農業遺産(GIAHS)」の認定。今年3月には、第17回オーライ!ニッポン大賞、「内閣総理大臣賞」を受賞しています。また、SDGsの実践現場として、ESD(Education for Sustainable Development)推進拠点に登録されており、国内初「PBL(課題解決型学習)×STEAMプログラム」を開発し、本物の暮らしの中でプロジェクトを展開させています。事前学習、民泊、フィールドワーク・WS、パネルディスカッション、事後学習。「正解の無い不確実に挑戦する力」や「サスティナブルマインド」を身に付ける、SDGsアクティブラーニングプログラムです。未来社会「Society 5・0」の革新技術を制御し、人らしく、グローバルに活躍できる人材を育成します。

 なお、すべての民泊家庭やインストラクターは、研修や安全衛生講習を受け、危機管理や安全対策に関する万全の体制を整えています。

 ■民泊阿波おどり

 集落のにぎわいとして、念仏踊・風流踊の阿波おどりが継承されてきました。過酷な農業疲れを吹き飛ばす芸能娯楽。離村式では輪踊りで再会を誓い門出を祝います。農文化継承のSDGs特別プログラムも実施中。

 ■吉野川ラフティング

 日本三大暴れ川、吉野川は世界クラスのラフティングコース。17年、日本初の世界選手権を開催。荒々しく雄大な流れが山並みを深い渓谷で刻み、厳かで美しい景観を創り上げています。仲間とボートを操り、激流を乗り越え、五感で大自然と対峙(たいじ)します。

 ■吉野川パークゴルフ

 多世代交流型のスポーツを介し、河川環境マインドや心身の健全な成長を促し、社会的コミュニケーション能力を身に付けます。

傾斜地に点在する集落「天空の里」で田舎暮らしを体験


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