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緊急事態宣言に伴う長期の休校。部活も家族での旅行もできず自宅でぼんやり過ごす毎日。あふれるエネルギーを発散できずに、子どもたちは大人とは違うストレスを感じていたに違いない。

2020年に自殺した小中高校生は479人で、前年より140人増え、過去最多となった。厚生労働省の自殺統計を基に、文部科学省が集計した。内訳は小学生14人(前年6人)、中学生136人(同96人)、高校生329人(同237人)だった。特に高校生の女子は前年の67人から倍以上の138人と急増した。

月別では、6月45人、8月64人、9月53人、11月48人が多かった。6月は最初の緊急事態宣言に伴う異例の長期休校が終わり通常授業が本格化した時期。8月は長期休校の影響で短縮化された夏休みが明けた時期に当たる。

自殺の原因は、「進路に関する悩み」「学業不振」「親子関係の不和」が多く、前年と同じ傾向だったが、精神疾患やうつ病の影響が前年よりも増えた。文科省は自殺の急増に新型コロナウイルスの影響もあるとみて、詳しい分析を進める。

同省では、夜間・休日も含めて子どもたちからの相談を受け付ける無料相談窓口「24時間子供SOSダイヤル」(0120・0・78310)を周知を図るとともに、スクールカウンセラーらによる相談態勢を充実させる。

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