深場の高級魚として誰も知っている魚と言えば、キンメダイ。しかし深場の魚ということもり、ビギナーには敷居が高い事も事実。そこで、今回は関東でのLT(ライトタックル)キンメに注目してみよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

TSURINEWS編集部

2020年1月24日

船釣り エサ釣り

LTキンメの直近の釣況

相模湾・小坪出船の太郎丸では15日、水深300~400mを狙い28~43cmがトップ17尾にクロムツ0~8尾。13日は5~20尾と上向き。

関東エリア『LT(ライトタックル)キンメ』が好調 道具や釣り方を解説キンメダイを狙う(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

LTキンメのタックル

関東エリア『LT(ライトタックル)キンメ』が好調 道具や釣り方を解説タックル図(作図:週刊つりニュース関東版 編集部)

オモリ200号前後を使うライトタックルの場合は、青物用の7対3調子2~2.7mのワンピースロッドなどでも代用可能。ミチイトはPE6~8号400m以上が巻ける大型電動リールが好適。乗船人数などによってはPE4~5号が使用できる場合もある。

LTキンメの仕掛け

ハリ数は規定では25本までだが、ライトタックルで狙う場合は手返しを重視し、5~10本バリが基準。太さはミキイト14~16号、枝間1.2~1.5m、枝ス6~10号50~60cm。枝スは細くすると食いがいい場合もあるので、数種用意しよう。

ハリは細軸で軽いほうがエサの動きがいい。中オモリや水中ライトは不要。エサは赤く染めたイカ短(5mm幅の6~7cm)が一般的。

仕掛けの投入について

関東エリア『LT(ライトタックル)キンメ』が好調 道具や釣り方を解説投入前の風景(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

最初の投入時は、掛け枠(治具=じぐ)を使うとやりやすい。合図でミヨシから順に仕掛けを入れる。この時、治具を海面に対して斜め45度くらいに構えておくとスムーズに落ちる。仕掛けが海中に入るまで5秒くらい。うまくいったら、リールのクラッチをフリーに。

投入でタイムロスが生じると、全員の仕掛けが海底に届いたときに、ポイントから外れてしまうので準備は入念に。

1~3投目以降はゆっくりの大流しになることが多いので、10本バリ程度なら仕掛けにもう一度エサを付けてマグネット板にハリを置いて投入する。5本程度のハリ数ならマグネット板なしでも十分対応できる。

ミチイトをキーパーにしっかりと掛けておき、ハリを順番にマグネットに置き、サルカンを船ベりにぶら下げる。

関東エリア『LT(ライトタックル)キンメ』が好調 道具や釣り方を解説マグネットにハリを置く(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

LTキンメの釣り方

朝イチは高活性なので、タナを切るように指示が出ることが多い。着底したら3~10mほど素早く上げ、アタリがなければ、5分くらい待って底を取り直す。肝心なのはアタッてからの動作。キンメは群れで動いているため、ここをうまくできれば、ハリ全部に魚を掛けて一気に数を伸ばすことも可能。

主なパターンは2つ。

●激しいアタリ…魚は上バリに掛かっていると考えて、3~5mほど素早く巻き上げる。

●鈍いアタリ…下バリに掛かっていることが多い。仕掛けを送り下のタナを狙う。ただし、底に着けっぱなしにするとオマツリするので注意。

取り込みについて

中~中低速で巻き上げ。上がってきたら、ミキイトをたぐり、たるまないように取り込む。ミキイトを触って手を滑らせていく感じで、枝スをつなぐ結束部分(親子サルカン)を順々につかんでいくとスムーズ。枝スとミキイトを一緒につかむと、ハリが船べりに引っかかりにくい。

魚が掛かっている場合は、枝スとの結束部分を持ち、魚に近いほうを持って取り込む。キーパーに対して、マグネット板が付いている方向に自分が下がっていきながら、順番に取り込む。

回収や取り込み後は、すぐ次の投入ができるように準備。船長の指示と全員の息があって初めていい釣果が生まれる。チームワークの釣りだ。

<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年1月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。




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