(株)セブン‐イレブン・ジャパンはこのほど、北関東エリアの配送業務を委託している丸伊運輸(株)が、日本初の水素ステーション併設型配送センターとなる「チルド米飯佐野センター」を、栃木県栃木市で稼働開始したことに併せ、東京都内で行っている「FC小型トラック」の実証実験を、栃木県内の一部エリアで実施すると発表した。 

環境宣言の一貫で実施

 セブン&アイグループでは、社会ニーズの変化や環境問題など、さまざまな社会環境の変化に対応するため、環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を2019年5月に定め、顧客や取引先をはじめ、すべてステークホルダーとともに、「豊かで持続可能な社会」の実現に向けて取り組んできた。

 配送時におけるCO2排出量削減の取り組みとして、店舗に商品を運ぶトラックの一部に、ハイブリッド型やEVなど、環境配慮型の車両を導入。19年4月からは、トヨタ自動車(株)が開発した「FC小型トラック」の実証実験を行っている。

委託先の丸伊運輸は水素ステーション設置

 今回の実証実験エリア拡大で、都内とは異なる気象条件や道路条件で走行テストを行い、将来的な配送に伴うCO2の削減をめざす。丸伊運輸も、環境に対する取り組みの一環として、水素エネルギーが広く社会に浸透することを期待しているという。

 「FC小型トラック」は、全長6185×全幅2180×全高2970 mm。最大出力は114kW/155PSで、水素貯蔵量は約7kg(3本)。走行距離は約200km。トヨタ自動車「MIRAI」のFCユニットを搭載し、走行中にCO2などの環境負荷物質を排出しない。FCユニットで発電した電気は、動力のほかに冷蔵ユニットの電源で使用する。都内で運行テストを繰り返し、再生可能エネルギーを最大限に活用できる手法を検証、評価を行っている。

 丸伊運輸が運営する「とちぎ水素ステーション」と「チルド米飯佐野センター」は、敷地面積が水素ステーション3328平方メートル、チルド米飯共配センター全体が約3万9000平方メートル。液化水素オフサイトを供給し、供給能力は燃料電池自動車300Nm3/h(1時間あたりMIRAI5台の満充填が可能)、充填圧力82MPa(約820気圧)。液化水素貯槽、水素圧縮機、蓄圧機、ディスペンサーなどを備えている。

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