人の目線と魚の目線では色がどのように違って見えているのかを、特殊なフィルムを使って実験。今回は目立つ色と目立たない色の組み合わせについて、魚と人の見え方、色覚の違いについてまとめてみました。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・永井浩明)

TSURINEWS編集部

2020年4月9日

その他 サカナ研究所

魚目線フィルム

これまで「魚目線フィルム」と呼んでいた特殊なフィルムを通してカラーを見ることで、今まで不思議でしかなかった、魚目線での色の考え方が少しずつ分かってきました。しかし、「魚目線フィルム」とは、なかなか冴えないネーミング。あれこれ考えた末、「KOMAYA EYE」に改名。

このアイテムを手に入れてからというもの、過去の実験や色について、不思議に思っていたことをパズルのようにあてはめて考えました。

バイトマーカーで実験

バイトマーカーの実験で、絶対の信頼をおいていたアワビシールが釣れなかったこと。暗いボディ+明るいシールに好反応だったこと。白と黒のスプーンに、バイトマーカーのシールを貼ります。

人間目線での見え方

サカナの色覚の謎にせまる:人間に見えている色彩とはどう異なる?人間目線での色合い(提供:週刊つりニュース関東版APC・永井浩明)

上の写真は人間目線。左からキラキラシール、オレンジに白。背景が白の場合、黒いスプーンは、すべてのシールが目立っています。いかにもバイトマーカーです。一方、白いスプーンに白いシール、これはもう何の意味もありません。

魚目線での見え方

サカナの色覚の謎にせまる:人間に見えている色彩とはどう異なる?魚目線での色合い(提供:週刊つりニュース関東版APC・永井浩明)

しかし、上の写真を見ると、これが魚目線フィルムを使った写真。黒いスプーンに貼ったオレンジのシールがまったく目立たない。まるで、白いスプーンに白いシールのように、魚目線では黒にオレンジが何の意味もなくなってしまうのです。

信じがたいですが、いろんな実験をしてきた私には、ものすごく納得がいく答えでした。

釣り座で釣れる色が違う

そして、まだ気になることがありました。釣り場を歩いていると、池のこちら側と反対側で、釣れているカラーが違う。当時、このフィルムでルアーを見ることが日課だった私は、調査の幅を広げてみます。

釣れるカラーの共通点から、さらに釣れているレンジ(タナ)をチェック。すると、また新しい発見がありました。先ほどまですごく反応がよかったルアーが、立ち位置や場所を変えたら、まったくアタリがなくなったという経験はありませんか?

これは、どのエリアフィッシングでも起こる現象。ベリーパーク フィッシュオン!王禅寺では、大きく林側、駐車場側に分かれます。さらに立つ場所、そして天気、レンジの違いなどで、釣れているカラーが違う。

さて、これはどういうことなのでしょうか。この続きは次回…。

第一回「サカナの色覚の謎にせまる:特殊フィルムでルアーを検証」を読む

永井浩明さんプロフィール

サカナの色覚の謎にせまる:人間に見えている色彩とはどう異なる?永井浩明さん(提供:週刊つりニュース関東版APC・永井浩明)

ベリーパークインフイッシュオン王禅寺インストラクター、ムカイフィッシングタックル開発、永井浩明研究所所長、小満屋代表取締役、釣人塾塾長。代表作 ZANMUシリーズ・フルスペックシリーズ・電動リトリーブマシンスイムチェッカー・スピードメーターグルーン・小満屋ドラグ・KOMAYA EYE。

<週刊つりニュース関東版 APC・永井浩明/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年4月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。




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