コロナ後見据え事業計画 和市観光協が総会

一般社団法人和歌山市観光協会(会長=尾花正啓市長、会員268社)の2020年度総会が10日、和歌山県和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれ、新型コロナウイルス感染症で深刻な影響を受けている観光業の回復に向け、感染収束後を見据えたプロモーション事業などを盛り込んだ事業計画の審議などが行われた。

開会あいさつで尾花市長は、新型コロナの緊急事態宣言が解除された後も、外出・移動の抑制で観光業には大きな痛手が続いているとし、厳しい状況の中で奮闘する会員事業者らの取り組みをたたえた。南海和歌山市駅の複合施設「キーノ和歌山」がグランドオープンしたことにふれ、「地域活性化の一つの核として集客を増やしていきたい」と述べた。

議事は、利光伸彦代表理事が議長を務め、昨年度の事業報告と決算、本年度の事業計画と予算などが議題となり、いずれも承認された。

昨年度の事業報告によると、観光案内所運営事業の実績は、JR和歌山駅、南海和歌山市駅、和歌山城の3カ所で案内件数が前年度比18%増の3万9905件。和歌山城の観光案内所でのレンタサイクル事業は、新型コロナの影響が出始めた1月以降の落ち込みが響くなどし、貸し出し台数は同85台減の234台、売上は同14%減にとどまった。

本年度の事業計画では、昨年度に開発した「おもしゃい寄り道 お食事・体験みやげめぐりクーポン」の販売を強化し、誘客手段の一つとして周遊消費を促す。当面は県内での推進とし、新型コロナ収束後は京阪神を中心に県外に拡大していく。

理事、監事の選任では、冨本直樹(西日本旅客鉄道㈱和歌山支社)、平田圭一(㈱JTB和歌山支店)、岩阪真弓(市観光課長)の3氏が新理事となり、他の理事16氏、監事2氏は再任となった。

また、優良従業員の表彰が行われ、旅館、交通、観光の各業種から選ばれた計18人に尾花市長から表彰状が贈られた。

表彰されたのは次の皆さん。

【旅館関係】渡辺敬子(和歌山ターミナルビル㈱)▽田中佐江子(ホテルアバローム紀の国)▽中谷悦子(同)

【交通関係】佐藤英勝(南海電気鉄道㈱)▽畠本隆史(同)▽永長誠(同)▽窪田晴次(和歌山電鐵㈱)▽瀧本卓哉(同)▽的場義行(有田鉄道㈱)▽芝久生(同)▽辻本拓哉(ユタカ交通㈱)▽溝脇雅之(同)▽松尾喜嗣(相互タクシー㈱)▽中村弘樹(同)▽南正枝(同)

【観光関連】吉野かおり(㈱テレビ和歌山)▽吉村欣也(㈱トヨタレンタリース和歌山)▽朝本麻耶(和歌山市観光協会)

 

尾花市長㊧から優良従業員表彰を受ける受賞者


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