観光地から「大いに期待」の声 一方で「不安」の声も…政府が“行動制限緩和”の方針

更新:2021/09/10 21:21

 9月9日、政府は関西の4府県などへの緊急事態宣言を9月末まで延長することを決めました。その一方で、11月ごろを目指して行動制限を緩和する方針を発表。新型コロナウイルスのワクチンを接種した人や検査で陰性の人については、緊急事態宣言下であっても『会食の人数の緩和』や『県をまたぐ移動を自粛要請の対象としない』としています。

 宣言の延長とともに示されたこの方針について、関西の知事は次のように述べました。

 (兵庫県 斎藤元彦知事 9月9日)
 「ワクチンの接種がまだ進んでいないという状況もあるので、今の段階で急に緩和をするということは、国もそうなっていますが、今はまだ早いかなと思います」

 (京都府 西脇隆俊知事 9月9日)
 「接種した人としない人とで差別や誹謗中傷があってはいけないということもありますし、今のデルタ株でのブレイクスルー感染も含めて、どういう影響があるのかとか総合的に判断しないといけない」

 (大阪府 吉村洋文知事 9月9月)
 「基本的には賛成なんですが、ワクチン差別の問題なんかもありますから、永久的な措置というより、終わりの時期もきちんと定める、『この期間に限ってやるのでデメリットもあるけど、何とかご協力をお願いしたい』というスタンスで進めるべき政策ではないかなと思います」

 一方、関西の観光地からは「期待」と「不安」の声が聞かれました。

 【京都・嵐山】
 (観光船の経営者)
 「去年の秋のGoToと一緒で、政府に言ってもらえるだけで人出が違いますので、大いに期待しています。こそこそと来なくても堂々と来られるのが大きいと思います。ぜひ嵐山に一番に足を運んでほしいです」

 (地元の人)
 「今まではワクチンに抵抗があったんですけど、(緩和方針を)聞いたら打とうかなと」

 【兵庫・城崎温泉】
 (土産物店の店主)
 「きちっと抑え込んでから始めるほうがいいと思う。エンジンとブレーキをやるようなことではなく、きちんと収めてから始めるという形がいいと思います」

 (旅館の若女将)
 「『ワクチンを受けていないですが、行ってもいいですか?』という方が結構いらっしゃいますので、(ワクチンが)打てない、打ちたくない人たちが来にくくなるのではないかと、それがちょっと不安です」

 政府は10月にも実証実験などを行って緩和するかどうか最終判断をする方針で、大阪府の吉村洋文知事は、実証実験には手を挙げたいとしています。

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