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宣言解除後初の週末 関西の観光地で営業再開相次ぐ – 産経ニュース

宣言解除後初の週末 関西の観光地で営業再開相次ぐ
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 大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、福岡の6府県で緊急事態宣言が解除されて初の週末となった6日、関西3府県の行楽地では観光を楽しむ家族連れやカップルの姿が多くみられた。春の観光シーズンを前に、この日から営業を再開した施設もあり、「徐々ににぎわいが戻ってくれれば」と期待する声も上がった。

「卒業旅行間に合った」

 神戸市中央区の北野異人館街では、1月中旬から休館していた「うろこの家」など2館が営業を再開。卒業旅行で宇都宮市から訪れた女子大学生(22)は前夜に営業再開を知ったといい、「宣言が解除されたので来ました。卒業にぎりぎり間に合い、いい思い出になった」。

 うろこの家など北野で8施設を運営する「異人館うろこグループ」によると、この日は他に「山手八番館」も営業を再開したが、飲食と土産コーナーは休業を継続。当面は土日のみの営業とし、状況を見ながら営業を拡大するという。

飲食は低調なスタート

 宣言期間中はシャッター通りとなっていた京都・清水寺周辺でも多くの店が営業再開し、寺へと続く清水坂では、多くの観光客らの姿が見られた。

 「人通りは少し前に比べだいぶ戻ってきたが、本調子には程遠い」と話すのは、1月18日から臨時休業し、この日からランチ営業を再開した飲食店「つぶら乃」の料理長、市谷(いちたに)一彦さん(47)。例年ならば卒業旅行客らの予約で埋まるが、この日の予約は1件にとどまり、低調なスタートとなった。

 寺近くのホテルも、宿泊者数の回復はゆるやかだという。男性支配人(64)は「『Go To』キャンペーンの開始時は毎日満室だったが、今回は思ったほど増えていない。ただ、急に観光客が増えて感染が再拡大したら元も子もないので様子見していくしかない」と語った。

 1月4日から休館していた大阪府能勢(のせ)町の温泉旅館「能勢温泉」も、この日から宿泊営業を再開。3月の予約は地元の常連客らで半分ほど埋まったという。片瀬博司社長(65)は「まだ例年並みには届かず経営は大変だが、お客さまも再開を待っててくれはったんやろう」と胸をなでおろした。

 大阪・新世界では、多くの家族連れが訪れた一方、飲食店には空席が目立ち、臨時休業を続ける店も見られた。

 天ぷらの老舗「かめや」も客足はまばら。男性店主(66)は「観光客はまだまだ少ない。宣言が解除されてもコロナへの不安はあるだろう」と肩を落とす。それでも「例年ならこれから観光客が増えるシーズン。少しずつでも戻ってくれれば」と前を向いた。

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