常連さんの来店で喜ぶ立ち飲み店は“通常営業”に 宣言解除で『期待の春』迎える関西

更新:2021/03/01 18:07

 大阪・兵庫・京都など6府県で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が先行解除されました。3月1日、大阪の街の人に話を聞きました。

 「解除によって経済が動けばいいと思うが、気にせず遊びに出るのはまだ少し控えた方がいいのかなと思います。」
 「劇場の運営をしていまして、そういう意味ではお客様に来てもらいやすくなるのでうれしいなと思っていますが、やっぱり気を引き締めていかないと。」 

 大阪府の飲食店への時短営業要請は、大阪市内を対象に、これまでより1時間遅い「午後9時まで」として、3月21日まで継続します。これについて、大阪市中央区のイタリア料理店「アルバロンガ」のシェフは次のように話します。

 (アルバロンガ 植田憲司オーナーシェフ)
 「1時間延びるということは営業的にはすごく楽になります。平日は会社勤めのお客様など早く来店することができないお客様がゆっくり来ていただける。」
 
 時短要請の対象から外れた大阪府堺市の立ち飲み店「溝畑酒店」からは喜びの声が聞かれました。

 (客)
 「うれしいです。やっぱりお金って回らないと経済って良くならないじゃないですか。経済を回して、みんなでね。」

 店では3月1日から営業時間を平常通りの午後11時半ごろまでに戻します。

 (溝畑酒店 店主・溝畑勝さん)
 「時短はもう十分や、もう十分。(Q1日6万円の支給がなくなっても時短がない方がいい?)そりゃ前みたいに常連さんが来てくれるから、宣言中は8割来てへんから(お客さんが)来てくれる方が大事。」

 一方、京都府は、3月7日までは府全域で、3月8日~14日までは京都市内で、午後9時までの時短営業を要請しています。兵庫県は3月7日までは県全域で午後9時までの時短営業を要請するとしていて、3月8日以降は未定です。

 神戸・三宮の飲食店「農家うたげ。」のオーナーは客足が戻るのはまだ先だと予測します。

 (「農家うたげ。」を運営する情熱ダイニング 池原晃喜社長)
 「まだ緊急事態宣言は出ている地域もありますから、そういうところが収まらないと、全体としては(客足が)出てこないんじゃないかなと思っています。」

 コロナ禍で始めた昼営業が伸びているという神戸・三宮の焼き肉店「一切れ焼肉松田」は。

 (一切れ焼肉松田の店主)
 「昼のお客さんがついたのはありがたいです。昼と夜とで今後伸びていったら、と思います。」

 兵庫県北部の豊岡市も時短要請が続きます。2月の売り上げが前年より8割も減ってしまったという「旬彩美酒あまの」は、時短要請がなくなる日を待ちわびます。

 (旬彩美酒あまの 天野剛志代表)
 「やっぱり飲食業は中で食べてもらって飲んでもらわないと厳しいものがあるので、早く元の日常に戻ることを願うばかりですね。」

 京都では観光客を迎え入れる準備が進みます。あぶらとり紙などの販売やカフェを展開する「よーじや」は、宣言期間中に休業していた13店舗の営業を3月1日に再開。嵐山の店ではカフェと併設するクレープのテイクアウト専門店も新たにオープンしました。

 (よーじやカフェ嵯峨野嵐山店 矢野正士店長)
 「みんな仕事ができるようになったのはうれしいです。準備は万端整っているので、たくさん楽しんでいただければと思います。」

 春はもうすぐ。嵐山の土産物店「いしかわ竹乃店」の店主は“リバウンド”に警戒しながらも、今年こそは多くの人に嵐山の桜を見てほしいと話します。

 (嵐山商店街副会長・いしかわ竹乃店 石川恵介さん)
 「去年は通りも桜が満開できれいだったんですが、だれもそれを見に来てくれないという、涙々で、せっかくこんなに咲いているのにと本当に悲しかったので。今年こそは桜を見に来ていただきたいです。」

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