県内産のスギや雄勝石をカウンターのアクセントに使ったモダンな店内



<地元の良さを再発見>

 木目と黒を基調にしたモダンなたたずまい。店は、石巻市立町1丁目の居酒屋「のれん」「もぐもぐ」を経営する采(さい)の今藤正太郎社長(31)が3店舗目として今月プレオープンさせた。

 店で提供する料理や酒、食器、内装の材料は地元石巻や東北地方のものにこだわり「地元の人に地元の良さを再発見してもらいたい」という市出身の今藤社長の思いが詰まっている。

 その日仕入れた安く鮮度の良い素材を使い、地元ならではの料理を提供する。ある日は、夏場だけ日本海で取れる秋田県産アマダイの松かさ焼(1380円)や、客の目の前で仕上げるめんたいこの瞬間薫製(780円)、越波川産ベッコウシジミのみそ汁(480円)が並んだ。

 ワインは東北産だけを集め、南三陸町や仙台市産などをグラスで800円から提供。「料理や酒、心のこもった従業員の接客もエンターテインメントとして楽しんでもらいたい」と話す。

 店中央部に置かれたグラス棚の扉は、東日本大震災で流出した住宅の欄間だった。震災を風化させないことや再出発、地域振興の願いを込め改作したものだ。(嶋)

◇メモ:営業は午後5~7時(本オープンの10月以降は午後11時まで)。日曜定休。石巻市鋳銭場22の47の1階。連絡先は0225(24)8852。

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