最高の季節の北海道をクラシックカーで巡る|トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ現地レポートDAY1

7月16日から北海道で3日間にわたり開催されている「20th+1 Trofeo Tazio Nuvolari / Hokkaido-Stage」(以下、トロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリ)。初開催から20年を数え、今回で21回目となるクラシックカー・ツーリング&ラリーだ。

今回のトロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリにオクタン日本版は全行程帯同取材をしている。まずは1日目のレポートからお届けしよう。

【1920年代のブガッティを筆頭に、クラシックカーが北海道を走る】(写真21点)

スタート地点はトランスウェブ北海道営業所。ここから約160kmの1日目が始まる。地元北海道や東北エリアからの参加者はもとより、愛車をここまで輸送してタツィオ・ヌヴォラーリに臨む参加者もあり、新千歳空港からいることから利便性も高い。コンテナに車両が収められている光景はさながら宝箱のようで、これらを見るだけでも気分が盛り上がってくる。

今回、編集部が参加するにあたってはコレクターの方から1957年アルファロメオ ジュリエッタをお借りした。貴重な愛車を貸していただいたそのご厚意に感謝。女性陣からは「(見た目が)かわいい~!」、男性陣からは「(エンジンが)かわいい!」と、満場一致で「かわいい」認定されたこの愛らしいジュリエッタ、3日間の相棒として大切にお付き合いしていきたい。

先導車やオフィシャルカーとしてサポートしてくれる車もアルファロメオのジュリアとジュリエッタだ。アルファロメオはこのラリーの名前にもなっている伝説的なレーシングドライバー、タツィオ・ヌヴォラーリとゆかりの深いブランドなのである。

北海道を楽しむために「途中で寄り道してもいいんですよ」と言う主催者の言葉をよそに、いざスタートすると皆、ほぼノンストップで立ち寄り地まで向かったのではないだろうか。運転そのものが楽しいという、軽快な気持ちが伝わってくる。それにしても、1920年代のブガッティ(T-40が2台とT-44が1台)を先頭に、クラシックカーが連なって走る姿のなんと美しいこと!

支笏湖を周遊し、立ち寄り地として設定されたのは、先住民族であるアイヌの文化復興等に関するナショナルセンターであるウポポイ(民族共生象徴空間)だ。地域文化・歴史の告知を大切にするトロフェオ・タツィオ・ヌヴォラーリの理念にぴったり合致している施設といえよう。

約160kmを走りきった初日のゴールは登別温泉。北海道とはいえ、この日の日中は30度を超える気温だったため、車もドライバーもそれなりの疲れを感じていることだろう。車にはガソリンを、人間には温泉を。それぞれリフレッシュして癒やされて、翌日の行程に臨む。2日目のルートは、洞爺湖を経てニセコ方面だ。

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