新型コロナで2人死亡・16人感染 クラスターに変異株も/岩手

 2021年05月12日 19:00 更新

 岩手県は12日、新型コロナウイルス感染症で2人が死亡したと発表しました。感染確認は16人で、新たなクラスターも確認されました。また、これまで感染が確認された患者6人から変異ウイルスが検出されました。

 亡くなったのは、新型コロナウイルス感染症で入院中だった65歳以上の高齢者2人で、基礎疾患がありました。県内の死者は38人となりました。

 新たな感染確認は盛岡市、奥州市などの20代から60代の男女16人で、3つのクラスターが確認されています。

 このうち、盛岡市の30代と40代の男女3人は、今月9日に感染が発表された60代の男女2人の別居親族です。この関連では、親族や知人などすでに10人の感染が確認されていて、家族、親族間を中心とする地域クラスターとなりました。

 奥州市の20代と30代の女性2人は、これまで3人の感染が確認されている教育保育施設の職員です。この施設での患者はこれで5人となり、県はクラスターと判断しました。

 盛岡市の30代の男女2人は、盛岡市の50代男性が経営する飲食店で今月6日に会食をしていました。盛岡市は飲食店利用者の特定ができているとしながらも、飲食店での感染リスクに対し注意を呼びかけるため、この店に関係する感染の広がりをクラスターとしました。

 また県は先月22日から今月7日までに感染が発表された患者6人から、イギリス由来のN501Y変異ウイルスが検出されたと発表しました。いずれも感染拡大地域との往来や県外の患者との接触がありました。県内のN501Y変異ウイルスの確認はこれまで9件となっています。

(岩手県 野原勝・保健福祉部長)

「変異株でありましても個人の基本的な感染予防策として基本的な感染症対策の重要性は従来株と同様に有効です。県民の皆様には改めて基本的な感染対策の徹底をお願いをいたします」

 12日正午現在、入院中の患者は11日より10人減り117人で、重症者は11日より2人増え3人となりました。県内の患者は累計1138人です。

 東北地方の感染確認状況です。福島県は過去最高となる95人の感染確認を発表。宮城県は53人、青森県では新たに35人が感染し、1人が亡くなっています。秋田県は23人、山形県の感染確認は16人、1人の死亡が確認されています。

クレジットソースリンク