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県内で18日、東北信地方の男女30人の新型コロナウイルス感染が発表され、1日当たりの感染者数としては2日連続で過去最多を更新した。県内の累計の感染者は525人となった。長野市を中心に感染が急速に広まっていて、直近1週間の県内感染者130人の8割以上を占める長野地域では「医療機関の負担感が強まっている」(県健康福祉部)という。諏訪地域では13日以降に感染は確認されていないが、県は独自の警戒レベルを「2」に引き上げて注意報を発令している。

県内では今月に入り、感染者が急増。累計の感染者数が300人から11月11日に400人超となるまでに約8週間かかったが、その後はわずか6日間で500人を超えた。長野市内の接待を伴う飲食店や、別の飲食店で行われた「3密」状態での会食などでクラスター(感染者集団)が発生したこともあり、長野地域の直近1週間の感染者は107人に上っている。

拡大の要因について、長野市保健所の小林良清所長は「全国的な往来が増す中で市内や県内でも感染者が発生し、3密状態での集団的な感染で一気に数が増えている」と説明。一方で、県の担当者は「職場や家庭内での感染の広がりも要因となっている」とした。

さらに、長野地域の感染者の増加に伴い、他地域の病院への入院や、宿泊施設での療養などで対応している。小林所長は「入院や宿泊施設の確保は容易な状況ではない。今後、より困難な場面も出てくるのでは」と危惧している。

■東北信で30人

県と長野市は18日、10歳未満から70代までの男女30人の感染を発表した。内訳は長野市20人、佐久市3人、須坂市2人、上田市、千曲市、中野市、軽井沢町、立科町が各1人。症状は軽井沢町の50代男性と立科町の40代男性の計2人が中等症で、その他は軽症か無症状という。

県や長野市によると、30人のうち9人が濃厚接触者などとして検査を受けて陽性に。その他の21人に別の感染者との接点は判明していないが、このうちの11人に県外往来が確認された。一方、濃厚接触者として感染 が分かった長野市の20代女性は、飲食を伴う10人以上での集まりに参加。女性の感染で参加者のうち5人の感染が判明し、市保健所は「新たな集団的な感染が確認された」とした。

18日午後6時時点のまとめで、感染者のうち94人が入院していて、他は34人が宿泊施設や自宅で療養、5人が入院予定、14人は調整中となっている。






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