■カーリース業者の調査で分かった「視界の悪さ」の恐怖

雨が降る日が増える梅雨の時期。雨が降ると路面が滑りやすくなったり、前が見えづらくなるなどで、クルマの運転にも普段以上に注意が必要になります。

月額定額のカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルでは、6月10日に雨天時に車の運転をしたことのある全国の1654人を対象に、雨天時の車の運転ついてインターネット調査を実施。実際に雨の日の運転でどんなヒヤリ体験をしたかなどをについて公表しました。

「他人の振り見てわが振り直す」ではないですが、雨の日の運転で他の人にどんなことが起こったのかを知る事は、安全運転へのヒントになると思いますので、内容をご紹介します。

梅雨の事故対策
雨の日の運転は視界の悪さが事故に繫がることも多い(画像:写真AC)

●88%が雨の日の運転が嫌い

今回のアンケート調査は、2020年5月20日〜6月2日の期間に実施。調査内容は、

Q1:雨天時の運転は、晴天時に比べて嫌ですか?
Q2:雨天時の運転を嫌だと思う理由は何ですか?
Q3:雨天時の運転でヒヤッとした経験を教えてください

の3項目についてです。

まず、Q1の「雨天時の運転は、晴天時に比べて嫌ですか?」という質問に対しては、「嫌だ」と答えた人が88.7%で、「嫌ではない」の11.1%に比べて圧倒的多数です。

梅雨の事故対策
雨の日の運転は「嫌だ」という人が大多数を占める結果に(出展:ナイル)

また、Q2の「雨天時の運転を嫌だと思う理由は何ですか?」については、

・「視界が悪くなるから」 66%
・「路面が滑りやすいから」 12%
・「車が汚れたり、自分が濡れるから」 7%
・「白線が見えづらいから」 5%
・「歩行者や自転車が怖いから」 4%
・「ハイドロプレーニング現象が起こるから」 3%
・「そのほか」 3%

という結果に。「視界の悪さ」を理由に挙げた人が半数以上を占めました。

梅雨の事故対策
雨の日は「視界が悪くなる」ことが理由の半数以上に(出展:ナイル)

さらに、視界が悪くなることの詳細については、

・「視界が悪い分、飛び出し等に対する瞬間的な動作が心配になる」
・「高速道路では大型車が巻き上げる水煙で前方視界が塞がれることがある」
・「他の車や歩行者が見えない」

といったことが挙げられています。どれも、雨の日に運転した事がある人ならば、一度は経験したことがあることですよね。

なお、視界の悪さに次いで多かった「路面が滑りやすいから」という理由の詳細としては、

・「路面が滑りやすいためスリップなどが起こりやすい」
・「マンホールや道路の継ぎ目の金属部分で滑る」

などが挙がっています。こちらも一度は経験したことがある人もいるのではないでしょうか。

●「人をひきそうになった」などのヒヤリ体験が多い

Q3の「雨天時の運転でヒヤッとした経験を教えてください」に対する主な回答は以下の通りです。

・「雨、反射や対向車のしぶき、油膜などで視界が悪くなる」 54%
・「スリップした、しそうになった」 16%
・「歩行者や自転車などの予測が困難でぶつかりそうになった」 14%
・「白線が見えなくなって対向車線にはみ出した、はみ出しそうになった」 8%
・「ハイドロプレーニング現象が起きた」 6%
・「そのほか」 2%

やはり、視界が悪くなることが半数以上です。

梅雨の事故対策
ヒヤリ体験は視界の悪さが理由で経験する人が多いという結果が判明

さらに、視界の悪さによりどういったことが起きたかの詳細については、最も多かったのが「「自転車や人にぶつかりそうになった」という内容。具体的には、

・「雨粒が乱反射して通行人に気づかず接触しそうになった」
・「路面に反射する夜の灯りで人が見えずひきそうになった」

といったことが挙げられています。また、その次に多かったのが「車とぶつかりそうになった」という内容。具体的には

・「突然の土砂降りで前方が見えなくなり、反対車線に飛び出してしまい対向車とぶつかりそうになった」
・「対向車に雨水を大量にかけられ、視界が極端に悪くなり、前の車にぶつかりそうになった」

といった、考えただけでもゾーッとする内容が挙げられています。

●対向車線へ飛び出す経験も!

ちなみに、Q3で「スリップした、スリップしそうになった」との回答の具体的内容は次の通りです。

・「車が急にスリップして対向車線に滑って行き、危うく大事故になるところだった」
・「走行中、マンホールでタイヤが滑り、車体が回転した」

こちらもまさに恐怖体験ですね。また「歩行者や自転車などの予測が困難でぶつかった、ぶつかりそうになった」の詳細としては、

・「傘を片手で持った自転車とすれ違いざま、傘が電柱に引っかかって大きくふらつき、自動車の前に飛び出してきた」
・「前後に子どもを乗せて、自転車に乗っていた方が、目の前で自転車ごと倒れた」

といったことが挙げられています。これらは、まさに人や自転車の動きは予測不能で、自分の運転にミスがなくても事故に繫がるケースもあるという事例だといえます。

●高速道路のカーブで“あわや”事故に!

ちなみに、筆者も昔、雨の日に首都高速道路のジャンクションにあるカーブで、クルマがスピン(回転)した経験があります。原因は、カーブ出口で晴天時と同じ感覚でアクセルを開けたために、後輪がスリップしてしまったことです。

その時は、早朝でほかのクルマが少なく、側壁などにもぶつからずクルマが車線中央で停止したため事なきを得ました。事故にならなかった事は本当に幸運でした。その事件以来、特に雨天時の走行には十分注意するよう心掛けています。

梅雨の事故対策
高速道路のカーブは、雨天時に晴れの日と同じ感覚で走行すると痛い目に遭うことも(画像:写真AC)

いずれにしろ、今回の調査で分かることは、雨天時の運転は「視界の悪さ」や「スリップ」など、安全面から不安だと感じているドライバーが多く、実際に雨天時にヒヤッとした経験のあるドライバーも多いということです。

気象庁によると、梅雨は大雨が降ることも多い季節です。雨はただでさえ視界が悪くなりますが、大雨だとなおさら。前方がほとんど見えなくなる事もあります。

安全運転のためには、天候の状況によっては一時的に車を安全なところに停めて雨が通り過ぎるのを待つことなども大切でしょう。また、普段からフロントガラスやワイパー、タイヤなどのメンテナンスについて意識しておくことをおすすめします。

(文:平塚直樹)

【関連リンク】

おトクにマイカー 定額カルモくん公式サイト
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