本木雅弘さんのコメント

司会からの質問の答える本木雅弘さん

――CMオファーを受けたときの感想

本木さん「世の中の皆さんと同じように、ある意味気持ちがじくじくしているような時期でしたが、もともと旅好きで、この不自由さから脱出したいという思いがあったなかでいただいたオファーで、何よりずらし旅というコンセプトにすごく共感しました」

――新幹線の旅について

本木さん「小さいころからずっと新幹線で旅をしてきたので、『帰ってきた』という感覚の乗り心地だったというか。車窓を眺めながら、あらためて日本は美しい国だなと感じ、それぞれの場所で特有の美しさがあるのが日本の魅力だなと再発見できた旅でした」

――撮影で印象に残っているエピソード

本木さん「筋書きのない撮影で、できるだけ自然にリアクションしました。一度は訪れたことがある場所なんですけど、時間がずれただけで、まったく新しい場所に感じるという自分がすごく面白かったですね」

――思い出に残った場所

本木さん「21年ぶりの伊勢神宮が特に印象に残っています。こういうご時世ということもあって、神様の気配に近づくことで安心感もありましたし、雄大な自然、清々しい空気、樹齢の長い大木に触れ、体が蘇っていくような感覚になりました。

 伊勢神宮で世界平和と安全と家族の幸せを祈ろうと思っていましたが、いざ手を合わせたら、それはおこがましいんじゃないかという、いい意味での畏れを感じたんですね。それを教えてもらうために来たのかなと思いました」

――自転車旅について

本木さん「自転車旅は新鮮でしたね。シェアサイクルは定着しつつありますけど、私は日本で乗るのは初めてでした。今まで出会えなかった風景に出会えましたし、実際に会話を交わさなくても、その街や人に近づけたような感じになるというか。(CMを撮影した)代官山のピザ屋さんも実は近所なんですけれども、今まで知りませんでした。今回の自転車旅だからこそ発見できたお店です」

――ずらし旅について

本木さん「『ずらし旅』というコンセプトが今の世の中に必要なことだと思います。皆さんいろんな形で自分の価値観が揺さぶられて、整理がつかない状態になっていますけど、何かが起きたときは自由さと不自由さを両立させていかないと仕方ないんですよね。その不自由さを『ずらす』という発想で、別の視点で見てみると、今まで凝り固まって、振り向かなかった方向にもキュッと首が動くような広がりを感じます」


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