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3カ月遅れでプロ野球がようやく開幕。試合数を120に減らしたものの、シーズン後半の過密日程が懸念される。その対策として「延長戦は10回まで」「5人の外国人選手が一軍登録OK」など、多くの特例ルールが設けられた。

新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた日本のプロ野球公式戦が6月19日、3カ月遅れでようやく開幕。セントラル、パシフィック両リーグともに、当面はプロ野球史上初となる無観客試合とするほか、延長戦を短縮するなど、今シーズンは異例ずくめの特別ルールを採用して行われる。

試合数は両リーグともに143から120に減らすほか、例年なら全12チームが18試合を戦うセ、パ両リーグの交流戦、オールスター戦2試合はいずれも中止とする。開幕の遅れに伴う日程過密化への対策として、延長戦を10回で打ち切るほか、出場選手登録枠を拡大することなどを決めた。また、1軍に登録可能な外国人を4人から5人に増やした。

2020年のプロ野球

公式戦の日程については、セ・リーグは移動を極力減らすため、開幕時は首都圏の球場で試合を行い、その後は西日本の球場に移るという「集中開催」方式を7月中旬まで実施する。パ・リーグも、2カード目以降7月19 日までは、同一カードでの6連戦を日程に組み込むなどの対策を講じた。観客については、両リーグともに政府や自治体の方針を踏まえ、無観客から段階的に増やしていく予定。

日本シリーズへの出場権をかけてシーズンの上位チームが戦うクライマックスシリーズ(CS)は、セ・リーグが開催を断念。雨天中止や感染拡大などの不確定要素が多い中、レギュラーシーズンの試合数確保を優先することを理由に挙げた。CSの開催見送りは、2007年の導入以来初めて。

ドーム球場が多く荒天で試合が中止になることが少ないパ・リーグは、日程を短縮して4試合制でCSを行う。シーズン1位チーム(アドバンテージ1勝を付与)と2位が対戦し、先に3勝したチームが日本シリーズに進む。パ・リーグのCSは11月14日、日本シリーズは11月21日に開幕する。

バナー写真:開幕前の練習試合ソフトバンク-オリックスで本塁打を放ち、笑顔を見せるソフトバンクの柳田悠岐=2020年6月10日福岡ペイペイドーム(時事)

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