なぜ『淡路島』なの?パソナが主要機能移転のワケは?1200人転入を地元の人は

更新:2020/09/01 18:10

 総合人材サービス大手のパソナグループが本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移すことになりました。なぜ淡路島なのでしょうか。

 神戸から車で45分、大阪から1時間半もかからない好立地で、人気急上昇の観光地・淡路島。甘い特産の玉ねぎに、肉好きにはたまらない淡路ビーフ、ウニなどの海産物と新鮮な食材の宝庫で知られ、去年6月にはG20大阪サミットに合わせ、20か国の料理人が腕を競う「ワールドシェフ王サミット」も開かれました。

 パソナグループは現在、東京都内で人事や経営企画などの本社機能を担う約1800人のうち、実に3分の2にあたる1200人を淡路島へ移すことにしました。しかし、なぜ淡路島なのでしょうか。パソナグループの南部靖之代表は決断した理由をこう話します。

 (パソナグループ 南部靖之代表)
 「きっかけはやはりコロナに対するリスクヘッジ。リスクをヘッジして分散させたいので、まず地方を選びました。」

 本社機能を分けることにより、災害時などのリスクを分散させることが一番の狙いですが、新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務によるリモートワークを導入し、どこでも仕事ができることがある程度実証できたことが大きかったといいます。しかし、パソナと淡路島は10年以上前からつながりがあるのです。

 雄大な自然の中にマンガなどの2次元コンテンツをテーマにした体験型アニメパーク「ニジゲンノモリ」に、外国人旅行客などをターゲットに人気のキャラクター「ハローキティ」をテーマにした観光施設「HELLO KITTY SMILE」、また今年2月にはリゾート気分が味わるレストラン「CRAFT CIRCUS」の運営を始めるなど、2008年から淡路島に進出し、投資してきました。

 多くの雇用を生み出してきたともいえますが、淡路島は人口13万人あまりの小さな島。1200人もの大型の転入について街の人はどう思っているのでしょうか。

 (街の人)
 「ごっついやん、すごいね。革命が起こりそうな気がする。」
 「うちのお父さんもびっくりしてたわ。え~~いうて。(Qどう思う?)やっぱり違うわな、活気が。」

 パソナグループの南部代表は今後、より淡路島とのつながりを深めていきたいと意気込みを語ります。

 (パソナグループ 南部靖之代表)
 「世界中から、日本中から淡路島で働きたいというモデルケースをつくりたい。真に豊かな人生が味わえることがいかに大切か、そのモデルケースを都会の方に見せたい。」

 移転は9月から段階的に始め、2024年5月までに終える計画だということです。

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