雨天の中、練習に励む加藤学園の選手たち

 春の高校野球選抜大会出場が決まっていた三十二校を対象に、八月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる交流試合の組み合わせ抽選が八日、オンライン上で行われた。加藤学園(沼津市)は八月十二日の第二試合で、投手力が自慢の鹿児島城西(じょうせい)(鹿児島県)との対戦が決まった。 (杉原雄介)

 全体の三番目で抽選に臨んだ勝又友則主将(三年)が選んだカタカナのくじ番号は、加藤学園の「カ」。鹿児島城西と戦うことになり「投打ともレベルの高いチーム。三年間やってきた全員野球で勝ちたい」と引き締まった表情で語った。

 八日は雨だったが、選手たちは沼津市内のグラウンドで声を張り上げて練習に励んでいた。勝又主将は「新型コロナウイルスの影響で練習ができなかった分、全員で野球する楽しさを日々感じている。投打とも、とてもいい状態になってきた」と自信を口にした。

 鹿児島城西とは練習試合の経験もなく、未知の相手との対戦になる。米山学監督(42)は「相手の対策よりも、自分たちのことをきっちりやるのが大事。甲子園では『仲間のために』との思いで、みんなで暴れてほしい」と期待した。

 鹿児島城西は、元プロ野球選手で首位打者や盗塁王の実績もある佐々木誠監督(54)が指揮を執る。ともに140キロ超の速球が武器の八方(やかた)悠介(三年)、前野将輝(同)の両右腕を擁し、昨秋の九州大会で4強入り。加藤学園と同じく、春夏通じて初の甲子園出場を決めていた。

交流試合の相手が決まり、勝利への意気込みを語る勝又友則主将(左)と米山学監督=いずれも沼津市内で

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