変異ウイルス拡大 どうなるGW、観光地で悲鳴「去年も休業で」

 東京都は14日、新たに591人の感染を発表しました。変異ウイルスについては、13日に過去最多となる80人の感染を発表。先月中旬まで、都内ではほとんど見られなかった変異ウイルスは、今月に入り急増し、感染者の25%を占めています。

 「第4波と言って私ども、差し支えないと思う」(政府分科会 尾身茂会長)
 「大きな流行を、何とかこれ以上全国に広がらないように抑えていく。特に、変異株がこれまで以上に感染力が強いということでありますので」(西村康稔経済再生相)

 変異ウイルスの急拡大に警戒が強まる中、まもなく迎えるゴールデンウイーク。

 「このままいきますと、全然楽しくないゴールデンウイークが待っているということになる」(東京都 小池百合子知事)
 「(重点措置については)我々としては、このゴールデンウイークの前にでもですね、見据えながら考えていかないといけない」(埼玉県 大野元裕知事)

 東京に続き、埼玉の大野知事もゴールデンウイークを見据え、重点措置の要請を検討する考えです。

 ただ、“GoToトラベル”も一時停止される中、ゴールデンウイークに期待していた観光地にとっては大きな痛手です。栃木県・塩原温泉で130年以上の歴史を誇る湯守田中屋。8割が首都圏からの宿泊客だといいます。

 「これが、GWの予約状況です。27日から4日・5日までは全部埋まっているというのが本来なんですけど。ほぼ空室ですね。まん延防止等重点措置が出るというところで、予約状況がストップした」(湯守田中屋 田中三郎社長)

 実は、こちらの旅館。去年のゴールデンウイークは緊急事態宣言などを受け、およそ1か月半休館。館内の消毒や換気を徹底し、営業を続けてきましたが、今年1月、2度目の宣言を受け、またも1か月間の休館を余儀なくされたばかりです。

 「このあと、埼玉・神奈川・千葉など首都圏でまん延防止措置が出ると、キャンセルが増えるんじゃないかと。予約が少ないのに、もっと予約が減るんじゃないかという事を危惧している。がっかりというのもある」(湯守田中屋 田中三郎社長)

 不安は土産物店でも同じです。多いとき一日1000個も売れるという『チーズケーキ』が人気のこちら店。例年であれば、ゴールデンウイークが一番の繁忙期だと言います。

 「去年も我慢して旅行を控えていたお客様などもいらっしゃいますので、今年のGWは思い切って来てくださる方も多いかなと思ってたんですが、例年通りとはいかないと思うんですけど、来てくださるお客様には精一杯対応していきたい」(チーズガーデン アシスタントリーダー 吉田史織さん)

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