ドライブスルー方式で訪れた市民らに福袋を手渡すスタッフたち=小美玉市の茨城空港で

 茨城空港(小美玉市)で国内線の運航が三月一日に再開されるのを祝して、空港内のテナントが二十七日、お菓子などを詰め合わせた福袋を空港ターミナルビル前で販売した。新型コロナウイルスの感染を避けるため、車に乗ったまま、ドライブスルー方式で福袋が受け取れるよう工夫した。

 テナントは、小美玉観光協会が運営する店舗「スカイアリーナ」など三社。煎餅、コメ、漬物など約三千五百円相当の商品が入った福袋を一個二千円(税込み)で計六十個を販売した。地元の食品が格安で購入できるとあって、受け渡し場所には家族連れなどが長い車列をつくった。

 茨城空港ビル管理事務所によると、茨城空港は現在、路線の運航がないため臨時休業中。空港に入るテナントにとっても経営上、大きな打撃を受けていることから、今回の販売会を企画したという。

 管理事務所の福島一弘副所長は「空港が再開した際は、お客さまの検温や手指消毒などを実施して、万全の感染対策を取る。路線を利用しなくても、観光地のように気軽に訪れてほしい」と呼び掛けていた。 (出来田敬司)

◆国内線4路線 あすから順次

 県空港対策課は、茨城空港を発着する国内線四路線(神戸、札幌、福岡、那覇)の運航を三月一日から順次、再開すると発表した。新型コロナウイルスにより、二月二日から全便が運休していた。

 運航を再開するのはスカイマークの全十二便。一日に神戸便の三便、那覇と札幌便各二便、福岡便の一便が運航。二日に神戸便と福岡便、八日には札幌便をそれぞれ増便する。

 タイガーエア台湾の台湾便と、中国・春秋航空の二路線(上海、西安)の国際便は当面、運休する見通し。 (保坂千裕)


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