春を通り越して、初夏のような陽気となった22日。

正午すぎ、渋谷スクランブル交差点前では、温度計を見ると24度前後となっていた。
上着を着たまま日なたにいると、汗ばむほどの陽気で、日差しもかなり強かった。

東京都心は、21日に続く20度超え。
2月に2日連続で20度を超えるのは、5年ぶり。

街では、半袖姿の人も多く目についた。

街では「暖かいですね。もう春かなと思うくらい。暑いから、もう脱いじゃいました」との声が聞かれた。

東京だけではない。

大分市で24.8度、静岡市で23度を観測するなど、全国各地で季節外れの暖かさとなった。

21日も4月下旬並みの暖かさとなったため、首都圏の人出は大幅に増えた。

携帯電話の位置情報の解析では、緊急事態宣言が出された直後の日曜から、お台場で、+43.5%、横浜の元町・中華街で、+39.6%など、軒並みアップしている。

中でも大幅に人出が増えていたのが、神奈川県の江の島エリア。

昼すぎには、長い渋滞もできる混雑ぶり。
駐車場も満車になっていた。

多くの人であふれ返ったビーチ。
中には、服を着たまま、海へと入る子どもたちの姿もあった。

携帯電話の位置情報の解析による、この海岸の人出は、宣言直後の日曜に比べ、65%も増えていた。

横浜市民「暖かいと言っていたので、久々に海に来ようかなと。人が多かったのでビックリしています」

付近の名所にも、多くの観光客が殺到していた。

鎌倉市の観光地、小町商店会。
コロナ以前に戻ったかのような人の数だった。

こうした中、商店街の人は、あることに神経をとがらせていた。

鎌倉小町商店会・今雅文会長「食べ歩きをする場合に、マスクを外して食べ歩きしますよね。感染対策上好ましくないという形で」

マスクを外したままの食べ歩き。

実際に通りを見てみると、そこかしこに、マスクを外して食べ歩きをする人の姿があった。

新型コロナ対策のため、食べ歩きをしないよう呼びかけているが、なかなか減らないという。

通りでは「食べ歩きをしながら散歩しようかなって。知らなかったです」、「食べながら歩くのでうつるのは、そんなにないのかなって。自分的にはいいかなって」などの声が聞かれた。

また、この週末からの暖かさを受けて、本格化し始めたのが、この悩み。

20代男性「花粉症ですね。目がかゆくなるのを感じます。つらいです」

気温の上昇とともに、全国的に花粉の飛散量が増加している。

東京・北区の「いとう王子神谷内科外科クリニック」では、この週末から、3割から4割も花粉症での受診が増加。
22日も予約でいっぱいの状態となっていた。

クリニックの院長は、花粉症の患者は、コロナ感染のリスクにも注意する必要があると指摘する。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長「目をかくっていうことはですね、指先についたウイルス、それが目の粘膜から入ってしまうというリスクが、少ない確率だと思いますけども、どうしても否定できないと。そこをしっかりコントロールしていかないと思います」

(FNNプライムオンライン2月22日掲載。元記事はこちら)

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