豊岡市の城崎温泉。

1300年の歴史をもつ全国を代表する温泉地です。

お盆休みの真っ只中、温泉街には、外国人観光客の姿があちらにも、こちらにも。

実は、城崎温泉は、外国人観光客の数がここ5年ほどで35倍に増えたんです。

観光案内所で働くアメリカ出身のアナスタシア・ウィンダラーさん。

バスの案内などあらゆる相談を受け付けています。

アナスタシアさん「英語を話せるスタッフがいるので『チャンスです』という感じで、色んな質問が入ってくる。『温泉はここでしょうか?』とか宿の場所とかもありますけど、忘れ物とか落とし物をしたときはこっちに来るし…」

こちらは城崎のおすすめの場所を口コミで紹介する掲示板。カードには、英語やフランス語など様々な外国語で、満足した旅の様子がつづられています。

アナスタシアさん「こちらのほうは『裸になるのは恥ずかしかったけど、このまち好きです』と書いてある。多分、温泉に入るのは心配だったのかもしれない。」

 4泊の城崎旅行を終えたイタリア人に、旅の感想を聞いてみると。
アナスタシアさん「『他の方におすすめしますか?』と聞いたら『絶対におすすめします!』という感じで答えてくれた。」

城崎温泉に外国人が急増した理由。

それは、ミシュランの旅行版「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に、二つ星で紹介されたことがきっかけと言われています。ガイドブックの中で強調されている城崎の魅力は、何といっても7つの外湯です。

城崎温泉は、7つの外湯が川沿いに点在していて、すべて歩いて回れる距離にあります。旅館に宿泊すれば、温泉すべてを無料で入浴することもできます。

浴衣姿でそぞろ歩く外湯めぐりは、外国人観光客にとって理想の時間です。

アナスタシアさん「日本人は京都や大阪から遠いというイメージがあるが、外国人は2時間だったらすごく近いという感じ。(城崎温泉は)穏やかなまちで、みんな優しくてリラックスできる。」

浴衣専門店「いろは」。

オシャレな浴衣で観光客にまちを散策してもらおうと、100種類以上の浴衣をレンタル、販売しています。

いろは 系谷店長「全般的に海外の方は城崎に来たら、浴衣でまちをそぞろ歩くだとか、温泉に入る日本様式を楽しみたくて来ている人が多いので…」

小物や下駄などトータルコーディネートも楽しめます。さらに、外国人がひとりでも浴衣を着られるようにと浴衣の着方をイラストで解説したオリジナルの手ぬぐいも販売しています。外湯めぐりのお供に最適です。

系谷店長「浴衣を自分で着られるようになりたいという方(外国人観光客)が多くいらっしゃいまして、外湯に7回入っていただくと7回着替えなければいけないので、そのときに紙ですと破れてしまったり、脱衣所ではちょっと不向きなので…」

系谷店長「日本の浴衣を着てみたり、ご覧いただいて、どんな感想を持たれましたか?」

音声翻訳機「私たちは非常に快適で、私たちはスタイラスを愛するので、私たちは購入します。」

店にはことしに入り、城崎温泉ではここだけという自動外貨両替機が設置されました。ドルやユーロなど12通貨の紙幣が両替でき、誰でも利用可能です。

温泉街のあちこちには、無料のワイファイも整備。まちの景観を壊さないよう、建物のつくりも落ち着いた雰囲気で統一されています。外国人が訪れやすい街・城崎温泉。まち全体のおもてなしは、これからも続きます。

アナスタシアさん「『日本』って感じですよ。ちゃんと雰囲気守ってるから。」

立石D「外国人観光客は浴衣を楽しんでいる?」

アナスタシアさん「楽しんでますね!でも、たまに間違っていたりしますので直さないといけないときもあるんですよ。でも、結構楽しんでますね。」

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