9月18日から20日まで、3連休となるシルバーウィークが始まりました。

2020年はGo To トラベルの効果によって観光地に人が戻ってきましたが、2021年は各地で緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が出されている状況で、外出自粛が呼びかけられています。

また現在台風14号が上陸しており日本の広い範囲で悪天候のため、人出は少なくなる見通しです。

この状況下ではありますが、マイクロツーリズムが進むなどトレンドの変化もみられています。各地の観光地の傾向を紹介します。

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シルバーウィークスタート、人流は昨年より減少傾向に|USJは87.3%増加

シルバーウィークの初日となった9月18日ですが、9月17日観測史上初めて福岡に台風が上陸、その後台風14号は東に進み日本の広い範囲で悪天候となっています。

また、2020年はGo To トラベルがスタートし各地で賑わいましたが、2021年の今年は緊急事態宣言などの影響で外出自粛や県境を超えての移動においては自粛が呼びかけられています。

その結果、IT関連企業で、ソフトバンク子会社であるAgoop(アグープ)によると、2021年9月17日現在ほとんどの地域で人流が減少しています。

ただし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは大幅に増加しています。対2020年同月比では15時台で64.8%増加21時台で87.3%増加となっており、多くの人々がテーマパークに足を運んでいることが分かります。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは2021年3月に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が開業したこと、また2020年には中止されたものの、今年は夜間を中心としたハロウィンイベントが実施されていることもあり人流が増加したと考えられます。

一方で東京ディズニーリゾートやナガシマスパーランドなど、他の遊園地・テーマパークでは減少がみられています。

また、羽田空港国内線ターミナル駅でも、対2020年同月比では15時台で9.5%20時台で37.3%増加しています。一定数航空機を利用して遠出をする人が増えているということが分かります。

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各地観光地は?密を避ける傾向、マイクロツーリズムも盛んに

人流としては多くの地域で減少傾向が見られますが、一部観光地では宿泊予約がキャンセルにならない、マイクロツーリズムが増加するなど新たなトレンドが見えています。

「黒壁ガラス館」などで有名な滋賀県長浜町では、宿泊予約が18日から19日にかけて8割ほど埋まっており、緊急事態宣言が出てもキャンセルなくそのまま訪問する人が増えています。その理由として、比較的都心部よりも密を避けられるのが原因ではないかという声もあがっています。

また神奈川県箱根町では、ほぼ個室で楽しむことができ「密を避けられる」旅館での予約が埋まったり、「自転車で来た」というようなマイクロツーリズムのニーズも高まっていました。観光客も公共交通機関を利用せず、車での来訪者が増えているほか、観光スポットにもあまり立ち寄らない傾向があるということです。

ただし、宮城県仙台市の土産物店では懸念の声も上がっています。県内の旅行客は来るものの、土産物を購入し地元の人に渡すという感覚が薄いため、売上は伸びないだろうと予測しています。

「個室で密を避けられる」旅館などは人気があるものの、土産物店などの需要は減少し、全体として観光業の本格的な復調とはならない見通しです。

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<参照>
株式会社Agoop:新型コロナウイルス特設サイト
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン:NO LIMIT! ハロウィーン


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