『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』 2021年3月号 Vol.112「ワーケーションが生き方を変える?地域を変える?」

2020年に加速した「リモートワーク」。伴って、新聞、ニュース、SNSなどで頻出するようになったキーワード「ワーケーション」。そもそもワーケーションとはなんでしょう?work×vacation=Workation(Worcation)とした造語であり、仕事と休暇を掛け合わせた働き方のスタイルのこと。海外ではじまり、現在、日本国内でも導入する企業が増え、、リモートワークの新しいかたちとして注目を集めています。

拠点を完全に移す「移住」とは違い、ワーケーションは気軽に地域との接点がつくれる新時代の働き方です。今回、編集部が最新事例を取材する中で、ワーケーション先の地域に惚れ込み移住してしまった人、オフィスを設けてしまった企業、ワーケーションがきっかけで変わった地域(変わろうとしている地域)など、さまざまな在り方に出合いました。ワーケーションは、どうやら、生き方や地域まで変える可能性を秘めた働き方ともいえそうです。

いま何かと気になるワーケーション。でも、ワーケーションって一体ナニ?というところから、全国の先端事例まで今月号では、じっくりとひも解いていきます。

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温泉旅館でワーケーション!?

夢のような働き方、できるんです。


【佐賀県・嬉野市】和多屋別荘×イノベーションパートナーズ

仕事の合間も後も温泉に浸かり、夕食はバケーションとして佐賀の美味を有田焼のうつわで楽しみ、食後は茶酒で明日への英気を養いながら新たな戦略を練る……こんな夢のような働き方ができるのが、温泉旅館でのワーケーションです。
茶処や温泉地として知られる佐賀県嬉野市が、いま“ワーケーション天国”になっています。
創業70年を数える温泉旅館「和多屋別荘」では、2020年より客室をオフィス化し、東京のプロモーション企業「イノベーションパートナーズ」がサテライトオフィスとして入居。そして今年、両者がタッグを組み「温泉ワーケーション」という会員制の滞在プランをスタートさせました。
環境整備も含めて地域全体でワーケーションに取り組む嬉野をロールモデルに、これからの旅館の在り方、地域資源のブランド化、民と官の役割……ヒント満載でお届けします。

“キャンプ+ワーケーション”が、チームの絆を強くする

【鳥取県・八頭町】OOE VALLEY STAY

 

今回紹介する事例は、鳥取・八頭町にある旧大江小学校の校舎をリノベーションした泊まれる学校「OOE VALLEY STAY」で体験できる“キャンプ+ワーケーション”。仕事にキャンプを取り入れるという働き方のスタイルは、アウトドアブランド「Snow Peak」のグループ会社、スノーピークビジネスソリューションが、“キャンピングオフィス”として提唱するコンセプト。
昼は大自然に囲まれたタープの下で会議を行い、焚火の炎を見ながら語り合う……。普段とは異なる非日常感を味わいつつ、快適な設備環境の中で行われる働き方は、自ずと宿泊者のコミュニケーションを誘発してくれます。都会の会議室の中ではなく、天然のオフィスからクリエイティブが生み出される時代がやってきました。

国立公園の資源をフル活用

最上級の自然とワーケーションする。 

【青森県・秋田県】十和田湖

北東北の奥の奥、青森県と秋田県の県境に位置する十和田八幡平国立公園内十和田湖。東京から6時間のこの場所に、ワ―ケーションが体験できる施設「yamaju」があります。
日本におけるワ―ケーションは「働き方」が優先されがちではありますが、ワークともうひとつ、「バケーション」も大切な要素。どちらに比重を置くかは人それぞれですが、この十和田湖では、大自然といかにうまく遊べるか、森歩き、サウナ、カヌーなどのプロのネイチャーガイドによるアクティビティがとても充実しています。オンライン会議やデスクワークの合間に、徒歩0秒の自然へ出れば、普段わいてこないアイデアが浮かぶかも? 十和田湖の大自然にあるワ―ケーションを体験するための片道6時間は、決して遠くないはずです!

1軒のレストランが地域を変える。

富山県南砺市利賀村「L’évo(レヴォ)」

いま、ミシュラン星つきレストラン「L’évo(レヴォ)」が大きな話題を呼んでいます。2020年12月末、富山のホテル「リバーリトリート雅樂倶」を後に、L’évoが移転オープンしました。移転先は、人口わずか500人の富山県南砺市利賀村。山奥にある利賀村は、富山の中でも指折りの豪雪地帯。アクセスも、人の出入りも決していいとは言えません。周囲からは「なぜ利賀村で?」、「絶対に無理だ」の声。そう言われ続けてまで、なぜL’évoは利賀村に向かったのでしょうか?裏側には、料理人としての理想をかたちにすべく挑戦し続ける谷口英司シェフの姿と、シェフの料理と想いに突き動かされた、人々の人生がありました。L’évoの背景から、これからのローカルの在り方を考えます。

Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)とは

2008年創刊の『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』は、”ニッポンの魅力、再発見”をコンセプトに、日本のモノ・コト・場所・人を通して、本物かつ上質な日本文化の魅力を、わかりやすく、丁寧に編集・提案する「日本の入門書」メディアです。

株式会社ディスカバー・ジャパン発行

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<次号のお知らせ>

Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)2021年4月号

『テーマでめぐるニッポン。』

新型コロナウイルスの感染拡大により、我々の暮らしは大きく変わりました。その変化のひとつが移動の制限、つまり旅がしづらくなったこと。しかしその一方で、マイクロツーリズムという新しい旅スタイルが生まれ、働き方においてもワーケーションや企業移住など、この1年ですさまじい“進化”も遂げています。

次号は、2021年における新しい観光の在り方に注目します。「食」、「クラフト」、「世界遺産」、「ワーケーション」など、テーマごとにいま行くべきツーリズムを全国網羅。目的をもって地域に根ざした歴史・文化に触れ、土地の日常に溶け込むような旅、あなたの琴線に触れるキーワードから、新しいニッポンの魅力に気づける旅を提案いたします。


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