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盛り上がったラグビーW杯、チケットは全体の99%を超える約184万枚が売れた。国内外からの応援客で宿泊需要が発生したが…果たして、ホテルの代金はどれぐらい値上がりしたのか?

日本中が盛り上がったラグビーW杯は全国12会場で全45試合が行われた。国内外から多くの観戦客が訪れた試合会場の近くの都市の宿泊施設の満室率は平均47%、料金は平均69%高騰(=1.69倍)した。ホテルの最安プランなどを検索できる旅行アプリを提供するアッタ(本社・東京)が調査した。

試合当日、最も宿泊費が高騰したのは、10月20日のウェールズ対フランス戦が行われた大分市で高騰率は367%だった。大分では全5試合が行われ、高騰率は平均282%。アッタは「大分のスタジアムから福岡市へのアクセスが悪く、宿泊先が分散しなかった。特に、海外からの観戦客が無料シャトルバスが出ていた大分駅周辺のホテルに集中したため価格高騰が起こった」と分析している。

試合当日の宿泊料金の高騰率が100%を超えた都市

日本戦は、10月13日を除けば、目立った高騰はなかった。ほとんどの試合が、宿泊施設が多く、交通の便も良い大都市のスタジアムで開催されたため、深刻な需給ひっ迫が起こらなかったと考えられる。9月28日は試合開始時間が午後4時15分と早かったことも奏功した。

日本戦の宿泊料金の高騰率

次の大イベントは2020年の東京オリンピック・パラリンピック。東京周辺は宿泊施設数は多いが、既に各国のスポーツ団体や政府関連機関などがホテルを押さえているとみられる。アッタの春山佳久社長は「ホテルなどに比べると民泊の料金は極端な高騰が起こらない可能性があり、一般の宿泊客にとっては選択肢の一つになるのではないか」と話している。

バナー写真:PIXTA

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