京急は三浦半島エリアマネジメント活動強化を発表。ヒューリックと共同で「ふふ城ヶ島(仮称)」の2024年度開業を目指す

 京急(京浜急行電鉄)は5月12日、神奈川県・三浦半島でのエリアマネジメント活動強化について発表した。2021年度にスタートする中期経営計画で掲げる「都市近郊リゾートみうらの創生」に向けた取り組み。

 都心から1時間圏内で来訪者が多い一方で、日帰りが多く、長時間滞在が少ない地域の課題に対し、外部事業者と共同で滞在拠点の再整備に着手。

「都市近郊リゾートみうらの創生」に向けた3年間の中期経営計画を推進

京急グループが三浦半島で取り組みエリアマネジメントの概要

三浦半島の特徴と、京急の事業展開

 城ヶ島エリアでは、ヒューリックと共同で高級温泉旅館「ふふ城ヶ島(仮称)」の2024年度開業を目指す。旧城ヶ島京急ホテル跡地を活用するもので、「最高級のこだわり」と「最高級のサービス」を提供する日本トップレベルの高級温泉旅館を目指すとともに、地域住民や日帰り観光客も利用できるレストランなどを提供する。

ふふ城ヶ島(仮称)の客室イメージ

城ヶ島での取り組み

 油壺エリアでは、大手デベロッパと共同で2025年度開業を目指して観光ハブ拠点の整備検討を推進。同エリアの魅力を引き出す、宿泊やアクティビティなど持続可能な観光コンテンツ開発に取り組む。

 その一体開発を進めるため、建物や設備が老朽化している「京急油壺マリンパーク」は2021年9月30日に閉館することを発表。「ホテル京急油壺 観潮荘」については営業を継続し、周辺敷地を活用してさまざまなアクティビティなどを展開していく。

 長井エリアは、「長井海の手公園ソレイユの丘」を2023年4月にリニューアル開業する予定。再整備と管理運営を、京急を含む9社が担う。宿泊できるグランピング施設や、大型アスレチック施設、飲食施設などを新設する。

 このほか、観光型MaaS「三浦 Cocoon」サービス開始に合わせて2020年に発足した組織「三浦 CocoonFamily」の活動を強化。地域課題の解決とエリア価値の向上を目指すとともに、2021年3月に締結した「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」と同様の取り組みを他のエリアでも推進し、京急が「コミュニケーションハブ」となり、事業者/エリア間の連携施策推進や観光型MaaSプラットフォーム整備などに取り組む。

地域事業者や外部事業者とともに滞在時間延長や回遊性向上に取り組む。長井エリアではグランピング施設新設などソレイユの丘のリニューアルに取り組む

油壺エリアでは観光ハブ拠点を整備。一体開発のため「京急油壺マリンパーク」を9月30日に閉館

京急がコミュニケーションハブとなり事業者/エリア間の連携施策推進に取り組む

エリアマネジメント協議会を立ち上げ「三浦 CocoonFamily」とともに活動

観光型MaaSのプラットフォーム整備に取り組む


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