中国でメーデー連休に最も人気の旅行先は北京で、最も人気の観光スポットは上海ディズニーリゾートだった。

5月1日のメーデーに合わせた5連休となった中国。旅行サイト・携程網が新華財経と共同で5日に発表した「2021メーデー旅行ビッグデータ報告」によると、旅行に出かけた人の21%を「00後(2000年以降生まれ)」が占めた。最も人気の旅行先は北京で、最も人気の観光スポットは上海ディズニーリゾートだった。中新経緯が伝えた。

■携程網の予約数は前年同期比で約270%増

今年のメーデー5連休中、「長距離旅行に出かけたい」という消費者の積もり積もった願いが一気に解き放たれた。携程網の5連休中の予約数は前年同期比で約270%増、2019年同期と比べても30%増となった。

最も人気となった旅行先トップ10を見ると、上から順に北京、上海、広州、杭州、成都、西安、南京、重慶、武漢、長沙だった。

最も人気の観光スポットトップ10は、上から順に上海ディズニーリゾート、頤和園、華山、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、八達嶺長城、円明園、拙政園、長隆野生動物世界、龍門石窟、西安城壁だった。

消費者の間では省またぎの旅行の人気が非常に高まった。特に人気となった航空便の路線トップ10は、上海-北京、北京-上海、成都-北京、北京-成都、広州-上海、上海-広州、広州-北京、北京-広州、深セン-上海、上海-深センだった。

■「00」後が21%占めて3番目の多さに

「報告」によると、5連休中に旅行に行った人のうち、「90後(1990年代生まれ)」が37%を占め、絶対的「主力」となった。2番目に多かったのは「80後」(80年代生まれ)で27%。その後を、21% を占めた「00後」が追走していた。男女別で見ると、女性のユーザーが51%と、男性をやや上回った。

3位の「00後」と、2位の「80後」を比べると、人気の旅行先などが大きく異なっていた。

人気となった観光スポットを見ると、「00後」の間では、スリル満点の「華山」がトップ。以下、円明園、頤和園、拙政園と続いた。テーマパーク系を見ると、トップ10に入ったのは上海ディズニーリゾートだけだった。

一方の「80後」を見ると、人気の観光スポットトップ10に、上海ディズニーリゾートや上海海昌海洋公園、長隆野生動物世界、珠海長隆海洋王国、北京歓楽谷、中華恐龍園などのテーマパーク系6カ所が入った。つまり、「80後」にとって、5連休は「子供を連れて遊びに行く」というのが、主な旅行の目的だったことが垣間見える。

「報告」によると、人々の消費の水準が向上するにつれて、消費シーンが、「日中」から「夜」へと少しずつ移行していることは注目に値する。

消費者は夜に都市のストリートや景観を見るために散策に出かけ、昼間には見られない都市の表情を楽しむようになっている。また、若者にとっては、ナイトクラブやバーといった「ナイトタイムエコノミー」が不可欠な要素となっている。人気の旅行先のうち、重慶や長沙、広州はナイトツアーが「目玉」となっている都市だ。

■高級ホテルが予約の約4割占める

海外旅行に出かけるのは難しい状況であるのを背景に、その費用を中国国内旅行に回す人が増え、5連休中は高級ホテルやカスタマイズツアーなど、ハイクオリティーなバケーションが特に人気となった。

統計によると、携程網の5連休中のホテルの予約のうち、高級ホテルが約4割を占めた。ビーチリゾートホテルや郊外のリゾートホテル、テーマパークのホテルなどがその筆頭だ。

カスタマイズツアーを見ると、携程網の5連休中の予約数は2019年同期比で約230%増となった。カスタマイズツアーの人気旅行先トップ10は、北京、桂林、貴陽、三亜、フフホト、西安、銀川、張家界、麗江、アモイとなっている

■ミュージックフェスティバルや赤色観光も人気に

旅行交流サイト・携程攻略社区の統計によると、4月1日から20日までの間、「ミュージックフェスティバル」の検索回数が前月比で2倍近く増え、2019年同期比では約5割増となった。

5連休中、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)も人気となった。「報告」によると、連休中の「赤色観光」の検索回数が、前月同期比で約7倍増えた。円明園や中山陵景区、中国国家博物館、天安門広場、狼牙山などといった「赤色観光」関連の景勝地を見ると、携程網の予約数は2019年同期比で約375%増となった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


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