テスラやCloudflareなどの監視カメラ15万台がハッキングされたり、ホームセキュリティ用監視カメラがハッキングされたりと、ネットワークに接続された監視カメラからムービーを盗みと取られる事件が多発しています。そんな中、中国のニュースメディアであるSouth China Morning Postが、監視カメラへのハッキングや隠しカメラの設置によって得られたムービーの販売価格を報じています。

Hackers are stealing videos from private security cameras and selling them as home video tapes | South China Morning Post
https://www.scmp.com/news/people-culture/article/3127659/hackers-are-stealing-videos-private-security-cameras-and


South China Morning Postによると、ムービーの販売価格は内容によって変化するとのこと。ある販売業者の証言では、「ホテルの部屋で撮影された通常のムービー」が20元(約340円)、「ヌードや性行為を含むムービー」は50元(約840円)で販売されていることが判明しています。

また、ネットワークに接続された監視カメラのID&パスワードも取引されているとのこと。これらのID&パスワードは10世帯分が70元(約1200円)、10軒のホテル&10世帯分が150元(約2500円)、20軒のホテル&20世帯分が258元(約4300円)で販売されており、いわゆる「セット価格」のような仕組みも存在しています。

販売業者は「Tencentのメッセージアプリ『Tencent QQ』を用いて、2021年2月だけで8000本以上のムービーを販売しました」と、販売本数の多さをアピール。また、「3人家族が休暇を過ごす様子を捉えた8時間のムービーは、数百人に売れました」「通常の家族生活を撮影したムービーの需要が増えています」と語っています。


販売されているムービーには、ネットワークに接続された監視カメラから盗み取られたモノだけでなく、隠しカメラによって撮影されたムービーも多く含まれています。South China Morning Postよると、隠しカメラは主に広東省・湖南省・湖北省に設置されているとのこと。ある販売業者は、「私たちには、12人の隠しカメラ設置要員がいます。彼らは、中国全土に監視カメラを設置しています。もしカメラが見つかっても、カメラ代よりも売上の方が大きいので損失はカバーできます」と述べています。

なお、Airbnbなどの民泊サービスで借りた部屋に、監視カメラが仕掛けられるという事件が多発していることから、セキュリティ企業のSentel Techは「部屋に仕掛けられた隠しカメラを発見する方法」を公開しています。

初めて入った部屋に仕掛けられた隠しカメラや盗聴器を発見する方法とは? – GIGAZINE


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