取材



英国に本社をおくYo!社は現代日本文化を未来的と捉え、回転ずし「ヨー!スーシ」を世界中でチェーン展開し、成功を収めました。Yo!社が回転ずし以外に日本から取り入れたものの1つにカプセルホテルがあり、ロンドンのヒースロー空港やニューヨークに「Yotel」として営業しているとのことなので、実際に泊まってみました。

New York hotel times square & airport hotels – Yotel
http://www.yotel.com/

Yotelはロンドンヒースロー空港ターミナル4にあります。


入口にはテレビが付いていて、その横にあるドアから入っていきます。


まるでスタッフ用の出入口のようですが、奥の壁には「Yotelにようこそ」のメッセージが。


入り口を入ってすぐ右側に今は使われていないチェックイン用マシンが設置されていました。「現代日本といえばテクノロジー」というイメージなのかもしれません。


入り口を入って左側には自動ドア。


自動ドアを抜けると、「The Galley」という船や航空機内の調理場を意味する単語を発見。どうやら未来的な船や航空機をイメージしているのかもしれません。今はこの場所が受け付けになっており、チェックインだけではなく飲み物や食べ物の注文も受け付けているとのこと。ちなみに、温かいコーヒーや紅茶は無料です。


受付でチェックインを済ますと「Yo!タイムの時間だよ」とプリントされたカードキーを1枚手渡されました。


受付で部屋の見取り図を見せてもらいました。今回宿泊するシングルルーム「Standard Cabin」と呼ばれる部屋の見取り図はこんな感じです。カプセルホテルですが、部屋にはベッド以外にシャワーとトイレが付いていて、部屋が極端に狭いビジネスホテルという感じ。


ダブルルームである「Premium Cabin」の見取り図はこんな感じ。


部屋に向かう廊下は淡い紫色でライトアップされています。


今回宿泊する部屋に到着すると、ドアは船室っぽいデザイン。受付でもらったカードキーで解錠して入室します。


部屋の中に入ると真正面に大きなガラスがあり、右側にベッドがあるボックスのような空間が。


部屋に入ってすぐ左側にはシャワーと……


トイレが設置されています。


ベッドには枕が1つあり、枕元の上には受付と連絡を取るための電話が1台。ベッドは柔らかすぎず固すぎずちょうどいい感じです。


電話の上にはライトが2つついています。


テレビはベッドの足元側に設置。


PHILIPS製のテレビを使用。


ベッドからテレビを見てみるとこんな感じ。


入り口から見て正面、ベッドの左側には大きい鏡、コンセントそして青い板のようなものがついています。


青い板には取っ手のようなものが。


手で引っ張りあげてみると……


折りたたみ式のテーブルになりました。テーブルの大きさはノートPCなどで作業するには十分な広さですが、部屋にはイスがないため、ベッドに座って作業する形になります。


鏡の上にはハンガーが1つかけてありました。


テレビのリモコン。


「TO GO」と書かれたフード・ドリンクのメニュー。表紙には麺の上にすしや天丼、そして人魚が描かれておりなかなか日本では見ることがないセンスです。


フード・ドリンクメニューは充実していて、コンチネンタルブレックファストが6.95ポンド(約1040円)、ピザも6.95ポンドで、ドリンクはコカ・コーラ500ml2.50ポンド(約380円)、ビールはカナダ産のカーリングとドイツ産のベックスがあり、どちらも300ml3.5ポンド(約530円)


コンセント差し込み口はイギリスの標準型のBFタイプとフランスやドイツで使われているタイプのSEタイプが付いています。日本の電化製品を使用する場合はコンセント変換プラグが必要。


鏡の右側には冷暖房用と思われるスイッチがありましたが、故障しているのか全く動きませんでした。部屋のライトのスイッチは全部で3つあります。


ベッドからトイレとシャワールームを見てみると丸見えですが……


シャワールームについているカーテンはトイレのスペースまで閉められるようになっています。


トイレはきれいでもなく汚くもなく問題なし。


便器上部にはフカフカのバスタオルが1枚。


洗面台はこんな感じ。


シャワールームは大人1人入るのが精いっぱいの広さ。


石けんなどはなく、オーガニック素材のボディーソープ兼シャンプーが1本。入浴時に使ってみましたが、洗髪後、髪がキシキシになってしまったので、気になる人は自前のシャンプーを持参したほうがよさそうです。


シャワーノズルはかなり大きめで、お湯の勢いが少し弱め。


シャワーの温度調節レバー。レバーを1番左まで回すとお湯の温度が高くなりすぎて、火傷しそうなレベルでした。


シャワー中にお湯があふれてしまわないように、他のスペースとは段差が設けられています。


ドアには黒い椅子のようなものが掛けてあります。


外して開いてみると、荷物置きに変身。


部屋は全室「禁煙」です。


部屋は全部で32部屋あり、ダブルルームが21室でシングルルームが9室。


ドアには船室のような感じで小さい窓が付いています。


窓の上部に付いている取っ手を下ろせば外からは何も見えません。


ちなみにダブルルームはこんな感じでベッドもシングルルームのものよりも豪華で、パイプ椅子までついています。


Yotelは一般的なホテルとは違い、何時間利用するかで料金が変わるシステムです。1時間の使用料金も時期や曜日、時間帯によって違うようで、例えば2013年5月3日(金)午後19時にチェックインし、翌日5月4日(土)午前9時にチェックアウトするとシングルルームで71ポンド(約1万640円)、ダブルルームで93.50ポンド(14000円)と安価な日本のカプセルホテルの宿泊料金と比べるとかなり高額です。部屋がとても小さい日本のカプセルホテルとは全く違いますが、空港で飛行機を乗り継ぐ時に次の便が早朝であったり、待ち時間がかなりある場合には便利かもしれません。


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